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2016.09.23

【Vol.8】世界から大注目!日本の漫画

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Cool JapanとMANGA

漫画やアニメ、ゲームは日本だけではなく、今や世界的に人気のエンタテインメントコンテンツですが、中でも日本の漫画は英語で漫画を意味する

「COMIC(コミック)」や「CARTOON(カートゥーン)」ではなく、「MANGA」として海外で広く認知されています。

 

MANGAはアメリカ、イギリスの英語圏のほか、フランスやスペイン、ドイツ、ドバイ、アジアの近隣諸国などの先進国(主に大都市圏)で親しまれ、

本屋に日本の漫画コーナーがあったり、公立図書館にも漫画が置かれていたりします。日本とは少し形式が違うようですが、マンガ喫茶のようなカフェもあります。
さらに「日本の漫画 海外 人気」などで、検索すると、海外で人気のある漫画がランキング形式で載っており、

外国人が日本の漫画やアニメを語り合うネット上のコミュニティも見つかります。

漫画やアニメ以外の日本文化で、ここまで世界的に親しまれているといえば、料理ぐらいかもしれません。

あとはサムライ、ゲイシャ、ニンジャといった昔ながらのものですね。そういった意味で、日本の「今」を伝えるカルチャーとして、漫画とアニメに敵うものはなさそうです。

 

 

なぜ日本の漫画がここまで海外で人気を博したのでしょうか。

いくつかの理由があると思いますが、その中の大きなファクターとしては日本政府も後押ししたCool Japanキャンペーンがあげられると思います。
Cool Japanという言葉は、アニメや漫画、ファッション、料理も含む日本独自のカルチャー全体がCool(=カッコイイ)、つまり“カッコイイ日本”という意味です。

日本の文化人が言い出したものではなく、最初に取り上げたのはアメリカ人の若きジャーナリスト、ダグラス・マッグレイ氏です。

2002年の外交誌にバブル後の90年代、日本は(経済的に)「失われた10年」と言われていた反面、

アニメや漫画、映画、アートといった日本独自のポップカルチャーを醸成させ、大きな魅力のあるコンテンツにした、という内容の論文を掲載しました。
その論文から数年のうちに、コンテンツ産業や伝統文化などを海外に売り込む「クール・ジャパン戦略」など、政府もバックアップした大きなキャンペーンが展開されました。


08~09年当時、日本の総理大臣だった麻生氏も自ら漫画を定期購読していて自他共に認める“オタク”だと公言し、

秋葉原でも絶大な人気を誇り、漫画やアニメの素晴らしさを世界に向けてアピールしていました。
もちろん、そのキャンペーンは終わったわけではなく、まだ記憶に新しいリオオリンピックの閉会式で、日本の首相がゲームのキャラクターに扮して登場したあのシーンは、

まさにその戦略の一部であるとも言えるのではないでしょうか。ここ十数年の間に日本=漫画、アニメというイメージを国全体でアピールしてきた、ということはとても大きいことだと思います。

 

独自の歴史が育んだクオリティの高さ。
ただどんなに広告戦略が大きいものであったとしても、その中身(コンテンツ)が伴っていなければここまでの大きな波及力はなかったでしょう。
もともと日本では当たり前のように人気のあった漫画やアニメですが、それが海外の人たちにも同じように面白いと思ってもらえた、

コンテンツとしてクオリティがすごく高いものであった、ということが大前提としてあると思います。

日本の漫画はスゴイ、面白い、と評価されていますが例えば画力といったような技術的な面で、そこまで抜きん出て高いのかというと必ずしもそうではないかもしれません。

アメコミ(アメリカの漫画)を見ても、日本の漫画に引けをとらないくらい、アーティスティックで素晴らしい画だと思いませんか。


それでは何が決定的に違うのかというと、日本の漫画ならではのストーリーや構成力だと言えそうです。

もともと海外の漫画というのは、日本の漫画のように“続きもの”という概念がないそうで、1話完結型、長くても前後編といったように軽く読めるものが主流のようです。

その点、日本の漫画は戦後以降、手塚治虫の「鉄腕アトム」にはじまり、漫画雑誌が生まれ、それが爆発的に売れて商業的に成功してから、

“次回に続く”という形で、週刊誌や月刊誌を売るために続きものを連載する、という流れができていきました。

1話完結ではなく、長い話を描くということはその分、物語に深みや厚みが生まれます。

日本の漫画は物語を作る、魅せる、という技術を作家(漫画家)―出版社(流通)―読者との関係性において、独自の進化を遂げ、全体としてその文化を育んできたと言えます。

それが海外に輸出されたとき、外国にはなかった目新しいモノとして、高く評価されたのだと思われます。

MANGAは世界的な広がりを持つ日本のコンテンツとして、今後も需要がありそうですが、日本の漫画やアニメを模倣したものや、日本の漫画に影響された海外の作家も増えてきたことから、競争が激化するのも必至です。海外に向けたマーケットでいえば、近い未来においては、紙で出版されたものより、翻訳されたデジタル漫画などがもっと波及していく可能性がありそうです。
さらに様々な娯楽やエンタテインメントが日々更新されていく日本の中で、漫画を売る、漫画家として成功するのは相変わらず簡単ではない状況ですが、今後どんな作品が世界的にヒットしていくのか楽しみでもあります。

 

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