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【東京校】作家デビューの大チャンス!株式会社双葉社 荒田様にうかがう、ラノベ業界の最新トレンドとは?

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2017.09.07

スクールライフ

こんにちは!

バンタンゲームアカデミーですʕ•̀ω•́ʔ✧

 

株式会社双葉社第ニコミック出版部より荒田 英之様をお迎えしました!

今回集まった学生たちは、今後予定される「シナリオコンペティション」に挑戦します。

そこで、事前ガイダンスもかねて、ライトノベル業界のトレンドを教えていただきます!

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荒田様「よろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をさせていただきますと、私自身は、入社して3年ほど製作部(※印刷や製本の手配をする部署)におりました。その後、電子書籍関連の部署に異動し、『小説家になろう』さんに掲載されている作品を書籍化するモンスター文庫というライトノベルレーベルをたちあげました。今は第ニコミック出版部という編集部におります。小説投稿サイトも、サイトさんごとに色々とカラーがあると思いますが、読み手と書き手の距離が近い投稿サイトが今、活況を迎えていますね」

 

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斎藤ゆうすけ講師「なるほど。いろいろなジャンルがありますが、特に『異世界もの』は人気ですね。これから異世界ものを書きたい人はどういったことに注意すればいいでしょう?」

 

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荒田様「どんな作品でもそうですが、書くことによって、何を表現したいか、何が目的なのかを考えてほしいですね。もちろん、ただ好きなものを書きたいのが第一義だとは思うのですが、沢山の人に読んでほしいのか、コアなファンからの絶賛がほしいのか……目的が違えば、表現も違ってきます。何を目的にするかを考えて書かれるべきなのかなと思います」

 

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斎藤講師「『小説家になろう』から書籍化されるものの特徴はありますか?ポイントが高いだけで出版化するわけではないとうかがいましたが……?」

 

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荒田様「確かに、ランキングはひとつの基準にはなります。なぜかというと、つまらないものを読む人はいないから。ランキングの結果は「自分の時間をさくだけの価値がある」と、多くの読者に判断されたという証拠です。また、多くの人に読まれているということは、その作品が多様な価値基準の中で面白いと思われている証拠でもありますから、勝負できる可能性が高いです。

 

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ただ、サイトの読者と、書店さんで本を買ってくださる読み手は必ずしもイコールではありません。個人的には、レビュー数が多いほうが本の売上げにつながるのではないかなと思っています。また、本のキャッチや帯の文句がパッと出てくるかどうかも重要視しています。何千何万という本があるなかで、どういう作品なのか一言で言えないとお客さんも目をとめてくれません。プロットはもちろん、自分でキャッチコピーのようなものも作れる作家さんは強いと思います」

 

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斎藤講師「ちなみに、異世界もの以外に注目されているジャンルはありますか?」

 

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荒田様「注目しているのは『あやかし』ものや、いつの時代も好きな人が多い『吸血鬼』が出てくるお話。あとは、『中華後宮』ものですね。もちろん、あやかし×中華後宮など掛け合わせてもいいと思います」

 

ここからは、実際にシナリオを書く学生たちからの質問タイム!

 

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————Q.作品のターゲットはいくつくらいですか?

荒田様「10代、20代にしぼると厳しいです。10代の人たちの本離れはすごく深刻です。今、本を買い支えているのは、30代、40代だと思います。登場人物が若い作品も、30代、40代の人が、こんな10代を送りたかったなぁと思って読まれている側面があるのかもしれませんね」

 

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————Q.シリーズと短編、どちらが良いなどはありますか?

荒田様「可能であればシリーズがいいですね。続きが前提になると、発刊部数が伸びるということもあります。続きが出せたほうが嬉しいですね。ただ、各物語に起承転結はあってほしいです」

 

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————Q.登場人物が亡くなるのは避けたほうがいいですか?

荒田様「究極的にいえば、誰が亡くなってもいいと思います。なんとなく避けている部分があるかもしれませんが、制約なく自由に案を出していただければ」

 

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最後に……

荒田様「ここにいる皆さんは、文章を書くことを仕事にしたい人が多いと思います。嫌なことも、嫌がらずにやってみてください。人に伝えるという仕事において、役に立たないことはないと思います。いつか一緒に仕事をして、作品を書いていただき、祝賀会やパーティーなどでおいしいご飯を食べたいですね」と、エールを送りました。

 

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参加した学生たちも

「すごくタメになりました。一話完結でなくてはいけないのかと思っていたのですが、連載でもいいよと言われて意外でした!」

「編集者さんの目線や、出版社のリアルな事情が勉強になりました。こういった機会を設けていただけてよかったです」と、それぞれに得るものがあった様子。

 

講義を受けて、今後の学生たちからどんな作品が生まれるのか、今から楽しみです!

荒田様、貴重なお話をありがとうございました!!

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