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2016.06.24.FRI
【Vol.13】何が違う?声の専門学校
前回の記事で「声」を使うプロフェッショナルという視点から、
アナウンサー、ナレーター、声優3つの職でそれぞれの違いや特徴をご紹介しました。
同じ声を使う仕事でも、職によって求められる能力やスキルは違いますので
専門学校やスクールなどで学ぶ内容も少し変わってきます。
声優の専門学校については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、
今回はアナウンサーとナレーターについて、職別に専門学校でどんなことを学ぶのか、見ていきたいと思います。
アナウンサーになるには
一般的にアナウンサーというとテレビ局に所属している“局アナ”のイメージが強いですが、
フリーランスのアナウンサーとして各局の番組で活躍されている方も多くいます。
フリーランスのアナウンサーは、テレビ局ではなくたいていどこかのプロダクションに所属しています。
テレビ局に就職を希望する場合、基本的に高校・大学・短大での出身学科はあまり問われませんが、
他の一般的な企業に就職するのと同じような“就活”をするだけでアナウンサー職に就くのは難しいでしょう。
というのもテレビ局やラジオ局のアナウンサー採用試験では「原稿読み」などの実技テストがあるので、
アナウンス技術が学べる学科やコース、学校で専門的なトレーニングを積むのがほぼ必須となっているからです。
そのため、アナウンサー希望の学生は大学や短大に通いながら週に数回アナウンススクールに通うといった
ダブルスクールや、高校や大学を卒業してからアナウンサー専門学校で学ぶというパターンが殆どです。
アナウンサー専門学校で学ぶこと
アナウンサーの専門学校ではどんな授業が行なわれているのでしょうか。
もちろん学校によって内容は様々ですが、以下のような内容が多いようです。
<授業内容例>
発声の基礎から、現場での応用力や対応力を鍛えるカリキュラムが特徴的です。
ただ、アナウンサーはアナウンス技術だけでなく、幅広い知識が求められる仕事でもあるので、
政治・経済・社会・文化・国際・語学などに関連する学科で教養を深めるということも大切です。
大学や専門学校を選ぶ際にはそういった部分もきちんとフォローされているかチェックが必要です。
ナレーターになるには
ナレーターの仕事は、CMや映画、ドラマ、バラエティや報道番組中に流れる語り(ナレーション)を語ることです。
ナレーターには特に決まった専門のジャンルはなく、CMや映画の予告編、
ドラマからラジオ番組、インターネット動画など、あらゆるジャンルのナレーションを担当します。
時には声優のように外国映画やドラマの吹き替えや翻訳のアテレコを担当することもあります。
また、テレビやラジオ、ネットといった主要メディアだけではなく、
MCとして企業の新作商品発表会やイベント、記者会見などのリアルな現場でも活躍することもあります。
ナレーターは番組や作品のテーマや狙いを正確に、深く理解し、正しい発音、イントネーションで
ナレーションを入れる必要があり、そういった実際的なスキルはもちろん、即興的で柔軟な対応力も求められます。
ナレーターになるためには、声優と同じように専門学校や養成所で
専門教育を受け、オーディションを経てプロダクションに所属します。
そこでナレーターとして仕事を受けるためにテレビやラジオ、映画などのオーディションを受けるのが一般的です。
ナレーション専門学校で学ぶこと
アナウンサーや声優と違い、ナレーションだけの専門学校はあるにはあるのですが、数は多くありません。
声優の専門学校の中にナレーション科という学科として、
またはアナウンススクールやアナウンサー専門学校の中に存在していることが多いです。
学生のうちからナレーターになりたい!と夢や目標を持つというより、
声優やアナウンサーを目指して様々な勉強や体験をするうちに、
ナレーションに興味を惹かれてナレーターになる人も多いかもしれません。
ただナレーターは声優ともアナウンサーとも違う性質があります。
プロのナレーターになるために、専門学校ではどんなことを学ぶのか例を挙げてみました。
<授業内容例>
声優なみの声や体を使った芝居、演技の実習などは多くないですが
アナウンサーよりは表現の幅広さが問われることも多いため、
基礎から応用までの発声方法、話し方、読み方など様々な表現方法を学ぶのが特徴的です。
プロのナレーターになるためにはプロダクション所属オーディションに
パスしなければいけませんので、まずはそこを目指して勉強します。
アニメ&ゲーム声優
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