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スクールライフ
2014.09.15.MON
こんにちは☆バンタンゲームアカデミーです(・∀・)ノ
パズドラ、ヴァンガード、バトルスピリッツなどのイラストを担当している
安達洋介さんに特別授業を行って頂きました☆
参加した受講生はイラストマンガ総合、アニメ&イラスト総合、
キャラクターデザイン専攻・総合、ゲームグラフィック専攻・総合の学生です。
参加した学生の多くはゲームイラスト、カードイラスト、
ライトノベルの挿絵などを仕事にしたいと思っており、
人気イラストレーターの生の声を聞こうと集まりました。
まずは、自己紹介からはじまります。
現在は様々なソーシャルゲームで活躍されている安達さん。
学生のころはアマチュアとしてイラストを描いていました。
大学卒業後、出版社で働いていた大学の先輩から声を掛けられ、
仕事としてイラストを描くようになります。
はじめは、テーブルトークRPG、書籍の口絵、雑誌のイラストなどの仕事をしていた安達さん。
「学生のころからモンスターを描くのが好きだったんですが、
モンスターが表紙のものって書籍だとないんですよ。
人間が描けないと仕事がないよって出版社の方から言われました」
とおっしゃるように、好きなものを描くだけでは、仕事としては成り立たなかったそうです。
その後、絵の勉強もしながら、モンスターを描く技術も生かせる
カードゲームの仕事をするようになり、ソーシャルゲームの仕事にもつながっていったとのこと。
自己紹介のあとは、現在のカードゲーム、ソーシャルゲーム業界、イラストレーターの仕事についてお話して下さいました!
今、ソーシャルゲームで流行っているのはパズドラ系、艦コレなどの美少女系、バハムートなどの美麗系の3種類であり、
イラストレーターになりたいならその三種類を意識したほうが良いとのこと。
また、絵柄全般については、SDキャラター、戦国・三国志系、美少女系、ドラゴン・モンスターが書ける人、
メカ、銃・ミリタリー、脇役キャラが書ける人が仕事に繋がりやすいそうです。
ソーシャルゲームの流行り、イラスト業界の需要など、
現在の業界について色々とリサーチすることが仕事をしていくうえで大事なのですね。
イラストレーターの仕事のお話のあとは、福島県で行われる相馬野馬追祭りに向けての
チャリティイラストを基に、安達さんが普段行っているイラストの描き方について教えて頂きました。
まず、仕事の発注が来るとラフを書きます。
ラフが一番大事だと言う安達さんは、ラフに時間をかけるそうです。
また、キャラクター作りに大事なのは個性を出すこと、魅力的に見えるように描くことです。
「カードゲーム、ソーシャルゲームはとにかく数が必要です。
数ある中で、他のキャラに埋もれてしまわないように魅力的にすることが大事です」
と話してくれました。
ラフが終わると色を塗ります。この段階ではざっとでもいいそう。
ここまで出来上がると、一旦発注者に送ります。
修正箇所などの指示をもらい、修正を行いまた描きはじめます。
次は線画を描き、下塗りしていきます。
ハイライトの入れ方、エフェクトの描き方など実際に行っている方法を細かく説明して頂きました。
安達さんが使っているクリップスタジオの話や、
他のイラストレーターさんの参考になる描き方などを説明していただいて出来上がりです。
実際にイラストを見る機会はありますが、こうやって作業行程を見ることは珍しいこと!
学生も真剣に話を聞いていました!
最後にイラストレーターになるにはどうしたら良いかということについて話して頂きました。
安達さん自身は先輩に出版社を紹介してもらい、そこから持ち込みを繰り返したそうです。
しかし、安達さんが仕事をはじめた10年前は、その方法でも大丈夫でしたが、現在は難しくなってきているそう。
最近ではpixivでオリジナルのイラストを多く描く、イラストコンテストで上位入賞する、
などして仕事をもらっている方が多いそうです。
安達さん
「今はまだヘタだから持ち込みしない、というのは良くないです。
どれだけ自分のイラストが上手くなっているかをアピールするかが大切。
若くて伸びしろがあるうちに、どんどん発表していくことが大事だと思います」
と話してくださいました。
「みなさん、今後、イラストを勉強していろいろな仕事をやると思いますが、頑張って下さい!」
と最後は応援の言葉を頂きました!
現役で活躍するイラストレーターから直接話を聞けるというのは、なかなかない経験。
よりリアルなお話が聞けたのではないでしょうか。
安達さん素晴らしいお話ありがとうございました!
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