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スクールライフ
2015.08.19.WED
こんにちは★バンタンゲームアカデミーです(・∀・)ノ
バンタンゲームアカデミーが行う、
"世界の先進性"と"日本の独自性(オタク文化)"の切り口から
コンテンツ制作を学ぶ無料の一般公開講座
『CONTENTS DESIGN PROGRAM(コンテンツデザインプログラム)』
今回のゲストは…
「バンタンさんにお呼びいただいたので、準備バンタンできました!」
と、一気に参加者の心をひきつけたHoudiniエフェクトアーティスト渡辺潤氏です!
日本でも9月12日から全国ロードショウが始まる映画『カリフォルニア・ダウン』のVFXや、
昨年公開されたディズニーのアニメーション映画『ベイマックス』の
エフェクトアニメーションなどをご担当されています。
まずは、現場であるVFXスタジオの現場のお話から。
ワンちゃんと一緒に出勤できる会社や、社内に試写室がある会社も!
「カナダの各州が実施する補助金制度によって、カナダへ移転するスタジオが多いですね。
小規模のチームをLAに残し、頑張っているスタジオもあります」
「仕事を得るためには、『デモリール』と呼ばれる自分の作品集を送り、
先方が雇うかどうかを判断します。
1社のVFXベンダーが作品すべてのVFXを担当することはまれです。
会社によって、得意分野もありますしね」
「ワンショットは30人くらいで、分業で作っています。
ひとりでもできるけれど、それぞれのパーツを作ることで完成度が高まるんです」
『スピード・レーサー』『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』など、
これまで参加された作品のDVDを流しての解説に、会場も息をのみます。
「『ベイマックス』では、28ショットを担当しました。
エフェクトチームは50人くらいいて、Houdiniを使っていましたね」
お話のあと、渡辺さんへの質問が殺到!!
——ハリウッドの業界で働くまでの職歴や流れは?
「それはですね、こちらの書籍『海外で働く映像クリエイター』に書いてあります(笑)
『ハリウッドVFX業界就職の手引き』にはデモリールのポイント、
アメリカのアパートの借り方までを紹介していますので読んでみて下さい」
——ハリウッドのVFXスタジオに採用されるデモリール作りとは?
「デモリールの完成度が高い事ですね。
また、採用基準は、エフェクトにでもアニメーションでも、
その会社がこれから制作する作品の内容に
近いものが、デモリールに含まれている人が採用され易いかもしれまません。」
——Houdiniが使えれば、エフェクトアーティストとして活躍の場が増えますか?
「海外でのエフェクト分野では、Houdiniを採用しているVFXスタジオが多いですね。
細かなコントロールが効きますし、エフェクトを量産できる利便性があります。
テレビシリーズなどを手掛けるVFXスタジオでは、
MayaのDynamicsを使うアーティストもいますよ」
——Houdiniの勉強法は?
「よく我々がするのは、オンラインに上がっているチュートリアルを見て勉強する事。
近くにHoudiniが出来る人がいたら、質問してみたり、その人のテクを学ぶ事も大切です」
——ハリウッドで、求められる人は?
「早くて上手い人、要求に応えられる人、あとは意思の伝達力がある人ですね」
——仕事での苦労は?
「すべて大変です。自分の触ったことがない機能を触って…徐々に複雑なものにして。
時間がかかると評価が落ちるので、9時から18時までの労働時間内で成果を出すことが大切。
シミュレーションする時間もあるので、いかに効率良くまわすかが問われます」
——モチベーションの上げかたは?
「金曜日の生ビールと焼き鳥ですね(笑)
職場を離れて、気持ちを切り替えるのも大事です。
仕事していない時、運転している時にいいアイデアを思いつくこともあります」
スタジオ案内から、ツールのことまで、
VFX最新事情をたくさんのプライベート写真を交えて解説してくださいました。
渡辺講師、ありがとうございました!
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