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スクールライフ
2015.10.16.FRI
こんにちは★
バンタンゲームアカデミーです(・∀・)ノ
本日はマンガ編集部連携授業
「マンガ編集長・マンガ家によるネーム講義、業界トーク」の講座をレポートします!
講師はマンガ家の深谷陽先生(写真右)と、コミックゼノン編集長の花田様(写真左)です。
前半は深谷先生によるネーム講座。
その中から一部を抜粋してお伝えします。
ネームとは、もともとはテキストそのもののことを指していました。
それがコマ割をしたものになり、最終的には作画前の全ての作業を指すようになったのです。
そんなネーム作業で最も大切なのは「画面構成」。
これは、マンガを魅せるための演出そのものです。
そのときに大切なのは、ひとことで言えば「メリハリ」!
コマの大きさ、アップやロングなどの画角、アングル、奥行きなど、
ひとつひとつに意味をもたせることで、様々な情報を伝えるということでした。
後半は花田編集長も加わっての業界トーク。
おふたりは以前「PIP―プリズナー・イン・プノンペン―」(以降「PIP」)という作品のコミカライズで、
作家と編集者として同じ作品の制作に携わっていらっしゃいました。
「目指している面白さのゴールが共有できていたので、仕事がしやすかった」と語るおふたり。
その際のエピソードも交え、事前に寄せられた質問をもとにお話を聞かせてくださいました。
Q 取材はどのように行いますか?
「PIP」のときには、その国の日常の風景を徹底的に取材しました。
現地に行って、電柱はあるのか、ゴミはどのように収集するのか、街中は午前と午後でどう違うかなど。
とにかくたくさんの風景を撮影して、日常を知ることでマンガをリアルにしていきました。
Q 規定のページ数に収めるにはどうしたらいいでしょうか?
まずは登場人物を減らすことです。
登場したキャラクターには見せ場を作らないといけないので、登場人物が増えるとページが増えるんです。
また「みせたい面白さのゴール」がわかっていることも、削る場所を見つけるポイントかもしれませんね。
こうした経験を積んでいくと、やがて規定のページ数に収められるようになっていきます。
Q 自信のない作家さんが多いように思うのですが…。
ほとんどの作家は自信がありません。
でも、作品の内容を人に話すことで考えがまとまっていくことはよくあります。
それを繰り返すと良いものになり、自信もついてくると思いますので、
思い切って人に作品を晒してみてください。
また「人の作品を褒めるようにしてください」と深谷先生。
「最初は優しい友達に自分の作品を見せて、自由にのびのびとした発想をしていってください。
そこで作品に対して自信をつけ、次に完成するに従って厳しい指摘をしてくれる人に見せてください。
マンガ家としてレベルアップする為には、しっかりと厳しい意見を真摯に受け止め、
次に活かしていかなければなりません。
ですのでスタンスとして『作品作りに関しては互いに良い所を見出し合ってのびのびと作る。
完成した作品に対しては厳しい批判を受け入れて次に活かす』が大切なんです。
これらを繰り返すことで、より良い作品が出来上がっていくと思いますので皆さん頑張ってください!」
とおっしゃっていました。
作り上げた作品は人に見せ、もらった意見をしっかりと活かしていき一歩一歩レベルアップしていきたいですね。
今日の講義の内容をしっかり身につけて、
よりよいマンガやノベルの作成に取り組んでいきましょう!
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