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スクールライフ
2016.11.19.SAT
こんにちは★バンタンゲームアカデミーです。
今回は『ゼビウス』『ドルアーガの塔』など数々の名作ゲームを手掛け“ゲームの神様”と名高いゲームクリエイター遠藤雅伸氏がワークショップを開催!
ゲームアイデアを用紙1枚にまとめるラビットプランニング演習が行われました。
「エンタメ業界を目指すのならおもしろい企画を出すことが求められます。エンタメのプロたちが行っている企画づくりの一歩を今日は体験してください」
学生たちの前にあるのは真っ白なA4の用紙とペンのみ。
「この用紙に15秒でわかる企画を描いてください。書き方は自由! ただ、説明は一切できません。紙一枚で企画を表現してください」
最初のテーマは『掘る』。
テーマにあわせたゲーム企画を学生が考えています。
与えられた時間は15分!
「どうしよう…」と悩む学生たちに「企画は人と相談するとつまらないものになります」と遠藤講師がバッサリ!
この歯に衣着せぬ語り口がゲーム業界の一線で走り続けている理由なのです。
その言葉に学生たちも黙々と紙に向かってアイデアを綴っていきます。
「モグラをコンセプトにしたスマホアプリ」
「巨大なドリルを使った3Dアクションゲーム」など様々な企画を考えます。
15分経ったら企画書を学生全員が回覧。
このとき、大切なのは企画書には作成者の自分の名前を書かないこと。
ただ、企画だけを見て面白いか面白くないかでジャッジ。
そして面白いと思ったら企画書の裏面に見た人の名前を書きこみます。
「ジャッジは○か×のみ。まぁまぁの企画じゃ通りません」と遠藤講師。
その言葉通り15秒でおもしろいかどうかを判断します。
最初は悩みがちだった学生たちも、遠藤講師のアドバイスによりジャッジが早くなってきました。
一通り回覧した後、自分の企画書に何人の名前が書いてあったかを発表。
一位は25人中、17人の票を集めた学生!
「恐竜を発掘するゲームを考えました」というと学生から「あれか~!」という声があがります。企画の面白さもありながら、ターゲットやコンセプトを打ち出して、読みやすいよう箇条書きにしていることも遠藤講師からは評価されました。
その後、グループでどんな企画書がいいのかをディスカッション。
その結果
・文章は少なく、分かりやすいよう箇条書き
・ルールが一瞬で分かる
・下手でもいいから絵が描いてある
・字に大小があり、強弱がついている
などがあげられました。
学生からの発表を受けて「プロは20文字だけで“これはおもしろそう”と伝えないとダメだと思っています。そのためには企画を十分に練ることも重要。テーマを聞いてすぐ書きだすのではなくて何本が考えたうえで面白さを吟味する力もつけてほしいです」と遠藤講師。
この後「かめ」「同時」というテーマで2本の企画を考えた学生たち。
少しずつコツを掴んだようで短い時間の中で読みやすい企画をまとめていきます。
ワークショップの最後には質疑応答の時間が設けられ
「企画を見る上で大切なことはなんですか?」と学生から質問が出ると…。
「規定概念に捉われないこと。大ヒットするゲームは最初の企画会議で“えー!?”と言われることも多い。だからこそ、何がおもしろいかを自分の中で決めておくことは大事です」と回答してくれました。
今回のワークショップで遠藤講師が教えてくれたのは
・おもしろいことを考える発想力
・おもしろさを伝える伝え方
・評価する力
この3つはプロたちが必ず持っている力だそう。
「今日のワークショップで自信をつけた人、ヘコんだ人、両方いると思いますがクリエイターは常に自分の作品を批評される立場です。批判的なことを言われるのは決して悪いことではありません。一番マズイのは興味を持ってもらえないこと。批判されても人の印象に残るような企画を恐れずに考えていってください」
遠藤講師の言葉にプロの世界を垣間見られたワークショップ。
未来の大ヒットゲームを生み出すための一歩が踏み出せた授業でした。
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