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2016.02.25.THU
【Vol.9】バンタンゲームアカデミーに入った理由 現役生スペシャルインタビュー<前編>
今号から2回に分けて、バンタンゲームアカデミー声優学科で学ぶ現役生の
内野真世さん、今井彩花さんのスペシャルインタビューを掲載します。
現役生のお二人に学校生活のあれこれ、これからの目標など、たくさんのお話をうかがいました。声優を目指して専門学校入学を検討している人にはとても興味深い内容になっていますので、ぜひ読んでみてくださいね!
—まずお二人が声優を目指したきっかけを教えてください。
内野(以下「内」):僕はここに入る前は美容師をやってたのです。中学生の頃、美容師と声優とですごく迷って、学校を卒業してからひとまず美容室で働いていたのですが、このまま美容師を続けていって楽しいのかどうかよく分からなくなってしまって。その時にもう1つの道、中学生の頃に憧れた声優の道に進もうかなと思いました。そう思ったきっかけが、ふと出かけたゲームの公開ラジオイベントでした。ちょうど悩んで落ち込んでいる時だったのですね。でもそのイベントがとても面白くて、すごく元気をもらえて。自分もこんな仕事ができればいいなぁと心から思いました。
今井(以下「今」):私も中学校の頃からアニメが大好きで、アニメに関する世界に漠然と憧れを持っていたのですが、具体的に声優という職業に惹かれたのは高校に入ってからですね。でも母親の強い希望もあって、いったんは保育士を目指すことになりました。一応大学を卒業して保育士の資格も取ったのですが、最終的にやっぱり自分の好きなことを仕事にしたいと思うようになって、それを決めた時はもう22歳になっていましたが、夢を諦められずこの世界に飛び込みました。
—学生の時に演技の経験はありましたか?
内:全くないよね。
今:ゼロですね。
—全くやったことがなくて不安はなかったのですか?
内:僕はもともと目立ちたがりで、全然なかったですね。
今:人前に出ることにあまり慣れていなくて、そういう意味では不安もありましたが演技経験がないことに不安はなかったです。それを学ぶために学校へ行くと思っていたので。
—数ある専門学校の中からなぜバンタンゲームアカデミーを選びましたか?
内:体験授業に参加した時に、そこで出会った講師の先生に惹かれて選びました。きっかけはよく見ていたインターネットサイトにバンタンの情報が出ていて、そこに“プロの講師が指導してくれる”と書いてあったのですね。それで体験授業に出てみたら本当にプロの講師が教えてくださって。とても熱い先生で、自分とフィーリングが合うというか、すごく惹かれるものがありました。絶対この人に教わりたいって、ここしかないってその時に思いました。
—その講師の方とは?
内:柊唯也さんです。初めてお会いした時から一緒に舞台に立てたらなぁと思っていたのですが、実際にその目標が叶って、今年舞台をご一緒することができて本当に嬉しかったです。
—今井さんは?
今:私は一期生っていうところに惹かれました。私もネットでバンタンのことを知って、説明会に来た時に、実は一期生になるんだって言われて。一期生ってことは先輩たちがいない状態。だから自分たちで校風みたいなものを作っていけるっていう魅力がありましたね。でもその分、自分たちが卒業した後は学校の看板を背負わなければいけないっていうプレッシャーもあったので、それをあえて自分に課して追い込んで行こうって。
—すごい気合いというか、覚悟ですね。
今:でもこの業界、それぐらいしないとやって行けないかなーって思いましたし、自分にやる気を起こさせるためにもいいかなと思いました。
—バンタンゲームアカデミーに入ってから驚いたことはありますか?
今:驚いたというよりすごく良いなと思ったのが他の学科の方たちとの距離が近いってことでしょうか。そのおかげでコラボ作品を作る楽しさを知りましたね。
—他の学科の人とも付き合いがあるのですね?
今:そうですね。他学科の方から、こういう作品を作るので声をあててくださって頼まれることもありますし、自分たちでボイスサンプルを作るのに、シナリオ学科の方に原稿を書いてもらったりすることもあります。そんなふうにやり取りができるのですごく助かります。
—入学して最初にぶつかった壁は?
内&今:あーーー(苦笑)
内:いっぱいあるよねぇ。
今:うんうん。
内:僕は器用って言われることが多くて、いろんなことを小手先の器用さで乗り切ろうとしてたみたいなんですよね。でも実際に芝居になると感情がのってないって結構ダメ出しされましたね。それに対してどうしようかなぁみたいな。人のモノマネになっても面白くないし。そこは正直今でも悩んでいますね。
今:私は基礎的な滑舌と、あとはやっぱり自分の感情を大きく出すということをあまりしてこなかったので、いざ出してみろって言われるとどうしよう?みたいな困った記憶がありますね。
—声優の勉強をすることで自分が何か変わったな、と思うことはありますか?
内:自分からどんどん積極的に動くようになりました。舞台を見に行くのもそうですし、中高生の頃は無意識に見ていたアニメも、表現者として見るようになったので、細かい流れも丁寧に追って、全てを吸収してやろうって勢いで見ています。
今:とにかくいろんな作品に触れるようになったよね。あとはアニメだけじゃなくて、海外の映画(外画)も、今までは大まかに見ていただけなのですが、アクションごとの息遣いとか、動き方とか細かいところを見るようになりましたね。
内:あと関係ないですけど、お酒に強くなりました笑。
—みんなで飲みに行ったりするんですか?
内:よく行きますよ。近所の「大樽」(※中目黒にある居酒屋)とか。僕一人でジャンボ徳利飲んじゃいます。エイヒレと・・・
今:セレクトが完全におっさんだよね(笑)。
—なるほど(笑)。みなさん仲良しなのですね。学校の友達はライバルみたいなところがあると思うのですが、ギスギスしたりはしないのですか?
内:うーん、ギスギスはたまに、なんていうか、それは後ろ向きなギスギスじゃなくて前向きな感じですね。例えばダメ出しをもらった時に、生徒同士でどうすればいいか意見を出し合ったりするのですが、それが熱くなってつい口調が激しくなったりすることはあります。でも別にその話が終われば元どおりですし、それが原因で仲が悪くなったりはしないです。
—思ったことが率直に言い合える、指摘し合えるってことですね。
今:そうですね。いいものを作りたいっていう目的は一緒なので、そういう意味ではお互いを高め合っていると思います。
—授業がある日の大体のタイムスケジュールを教えてください。
内:日によってちがいますね。フルで授業がある日は、朝9時20分〜16時半まで。お昼からの日は13時半〜、夕方からの日は17時〜20時20分まで。授業1コマが大体1時間です。
—授業が終わったらバイトに行ったり、飲みに行ったり?
内:そうですね・・・でも授業が終わってからも台本を読み込んだり、自主練もしてたりしますね。例えば1時間の授業で、生徒が10人いたとしたら、先生が僕一人だけを集中して見てくれる時間は6分しかないじゃないですか。だから上手くなるには自主練は欠かせないです。それでバイトもして飲みにも行って笑、通学時間が長いのもあるから、時間的には本当にかなりハードな毎日ですね。
今:私も電車通学をしていて、電車に乗っている時間を無駄にしたくないので声は出さずに口を動かしたりして、滑舌の練習をしています。
忙しいながらも充実した日々を送るお二人の様子はいかがでしたか。次号ではもう少し突っ込んだ声優のテクニックの話、オーディションの事や将来の目標について聞いていきます。
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