ゲームが好きな人は、「ゲームに携わる職業に就きたい!」と思うことでしょう。ゲームに携わる職業は、なにもゲーム制作だけではありません。「ゲームライター」もそのひとつです。そんなゲームライターとはどんな仕事なのでしょうか。この記事では仕事内容や、未経験からゲームライターになる方法を解説。また、必要な知識・スキル、キャリアステップと年収イメージもご紹介します。

ゲームライターとは?

ゲームライターとは、ゲームの紹介記事や批評、攻略本の執筆をする職業であり、ゲームファンとゲーム製作者を文章でつなぐ、大切な存在です。また、ゲームの専門家として、ゲーム製作にアドバイザーとして加わることや、培った文章力を生かしてゲームのノベライズを担当することもあります。

ゲームライターになると、発売前のゲームがプレイできるほか、イベントやショーの取材で一般客が入れない場所に足を踏み入れたり、なかなか会うことができないゲームクリエイターの方々にインタビューをする機会もあるでしょう。
ゲームに関する幅広い知識や興味のほか、文章力や分析力、企画力などが求められるゲームライターにとって、素早く原稿を書く、日々新しい情報を収集するといったスピード感も欠かすことのできない能力と言われています。また、漫画が描ける、中国語や韓国語、英語などの語学に堪能といった強みを持っていると重宝されることが多い職種です。
ゲームライターとして活躍する場は、出版社や広告会社、WEB制作会社など幅広く、フリーライターとして活動する選択肢もあります。また、業務内容は異なるものの、ゲームのシナリオやスクリプトを執筆する人もゲームライターと呼ばれています。

ゲームライターの仕事内容

ゲームライターはどんな仕事をしているのでしょうか。ゲームライターの仕事内容を流れに沿って解説していきます。

記事の企画を作成する

ゲームライターの仕事は、基本的には記事を掲載する媒体(クライアント)から依頼・発注されるケースがほとんどです。ちなみに、媒体には書籍、雑誌、Webサイトなどさまざまあります。

依頼のなかには、企画から考えてほしいという案件もあります。その際には、

  • ゲームユーザーの関心の高い分野の企画
  • 各媒体の読者に合った企画
  • 今、記事にする必要のある企画

を立てることが重要です。企画を考えたら、概要を企画書にまとめます。多くの場合、企画書をもとに会議が行われ、企画が通れば取材、執筆に取りかかります。

記事作成に必要な取材を行う

ゲームライターが手がける記事は、ゲームの紹介記事、レビュー記事、ゲーム開発者などへのインタビュー記事、ゲーム攻略記事、イベントのレポート、広告代理店やゲームメーカーから依頼されたタイアップ記事など多岐に渡ります。このなかで、インタビュー記事やイベントのレポートなどにおいては取材を行うことがあります。取材を行うときには、ゲーム会社や開発した会社などにアポイントを取り、あらかじめどのようなことを聞くのか、インタビュー内容をまとめておきます。

記事の原稿を執筆する

ゲームライターのメインの仕事は、原稿を執筆することです。原稿は、クライアントによって文字数や内容など、細かく決まっていることもあります。その指示に従って原稿を執筆します。また、原稿を作成するにあたり必要な資料や写真素材などがあれば、原稿執筆前に取り寄せておきます。原稿を執筆したら、クライアントや取材先が原稿をチェックします。そのとき修正が入れば、原稿を書き直す作業が発生します。

ゲームライターになるためには?必要な資格はある?

ゲームライターになるためには必ずしも資格は必要ありません。また、学歴も不問です。ただし、原稿はパソコンで作成することがほとんどですので、パソコンスキルは必要となるでしょう。

未経験からゲームライターになるには

ゲームライターは、未経験からでもなることができる職業です。未経験からの場合には、どのような手段やルートがあるのか、解説していきましょう。

フリーライターや副業ライターで文章力を磨く

ゲームライターのメインの仕事は原稿を書くこと。よって、文章力を磨いていく必要があります。

文章力を磨くためには、ライターとしての活動をスタートさせるとよいでしょう。たとえば、
  • 業務委託(副業ライター)で募集しているメディアに応募する
  • フリーランスで、自身のブログやホームページでゲーム関連記事を書く

などです。

これらの方法であれば実際にライターとしての実務を積みながら、知識やスキルを身につけることができます。

専門学校でゲームライターになるためのスキルを学ぶ

ゲーム系の専門学校には、ゲームライターを養成する学科・コースもあります。そこで勉強すれば、ゲームライターのスキルはもちろん、文章力も鍛えることができるでしょう。また、専門学校によっては、プロとして活躍するゲームライターから直接指導を受けられたり、企業提携によって就職活動を有利に進められるというメリットもあります。

ゲームライターに求められる知識・スキル

ゲームライターに必要な知識やスキルにはどのようなものがあるのか、解説していきましょう。

ゲームに関する深い知識

ゲームライターは、ゲームの面白さ、楽しさを伝えるために、ゲームへの深い知識が必要不可欠です。

ゲームの知識を深めるには、
  • あらゆるジャンルのゲームをプレイする
  • 情報収集をする
  • ゲーム会社主催の講座やイベントに参加する
  • ゲーム関連の書籍や雑誌を読む
などをし、原稿作成に活かしましょう。

文章力と記事構成力

どのジャンルのライターでも必要となるスキルが文章力と構成力です。文章力は、読み手に文章で内容を的確に伝える能力、理解できる文章を書く能力のこと。この能力を身につけるためには、本を読む、文章を書く、語彙を増やすことが近道です。

構成力は、飽きずに文章を読ませるためのテクニックです。このスキルを鍛えるためには、構成力があると言われている人の文章を読んで真似をする、、どんなことも論理的思考でものごとを考えるようにするなどがあります。また、通信講座や専門学校では、文章構成力を高めるための課題や実践授業を実施しているところもあり、
自分の文章を直接添削してもらえるので、より早くスキルが上達するというメリットもあります。

基本的なパソコンスキル

ほとんどの場合、原稿を書くときにはパソコンを使います。また、企画書を作成するときにも必要です。これらのことから、基本的なパソコンスキルはあったほうがよいでしょう。基本操作ができるとよいソフトは、Word、Excel、PowerPointです。そのほか、Web系の記事をアップする作業がある場合には、基礎的なプログラミング知識があればなおよいでしょう。

クリエイティビティ

読者の立場に立つ、ゲームユーザーの目線で見るといった想像力を働かせ、創造力をもって原稿を書く「クリエイティビティ能力」があるとよりよいゲームライターになれるでしょう。クリエイティビティを身につけるには、ゲームをプレイすることです。想像力や発想力を鍛えることができますし、企画のアイデアの参考にもなるでしょう。

ゲームライターのキャリアステップと年収イメージ

ゲームライターのほとんどは、フリーランスです。企業に就職してゲームライターという職種が与えられることはあまりありません。ここでは、出版社に編集者として就職し、ゲームライターへとキャリアステップするケースをご紹介しましょう。

1~2年目:編集アシスタント

1~2年目は先輩や上司の仕事の様子を見ながらアシスタント業務をこなします。このとき、取材のアポイントの取り方や企画書の書き方、原稿のチェック、記事の作成の仕方などを学びます。少し慣れたら、仕事を任せてもらえることもあります。
年収イメージ : 300万円前後

3~5年目:編集

3年目になれば、一人前の編集者として扱われます。企画提案をはじめ、記事作成、取材も一人で行います。
年収イメージ : 400万円~600万円前後

6年目以降:フリーのゲームライター

6年目くらいになれば、フリーランスのゲームライターになる人もいます。これまで培った経験や人脈を駆使して、原稿を書かせてもらえる場所を探しましょう。仕事をすればするほど稼げます。
フリーランスにならない場合には、デスクや編集長として出世する人もいるかもしれません。編集長になればその媒体の編集責任者となるので、収入もアップします。
ただし、今までのような原稿を書く仕事は減るかもしれません。
年収イメージ : 500万円~800万円前後

目指せ!ゲームライター

ゲームライターは、ゲームの楽しさを読者に伝える仕事です。ゲームライターになりたい人は、ゲーム知識を深め、文章力や構成力といったスキルを磨きましょう。

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