「自分でアニメを作ってみたい!」と考えたことがありませんか?しかし、それと同時に「アニメって1人でできるの?」「そもそも作り方がわからない…」といった疑問や不安も感じるはずです。
そこで、今回の記事では、アニメーションの作り方を解説します。アニメ制作の具体的な手順やポイント、キャラクターを効果的に動かす方法をご紹介。
また、アニメ作成に使えるおすすめのツールも集めてみました。

アニメは1人でも作れるの?

アニメは1人でも作れるの?

アニメは1人でも作ることができます。
いくつかの種類があるアニメーションの中で、最もポピュラーな手法である手書きアニメならば、専門的な知識がない人でも制作可能です。

アニメ制作の具体的な5つの手順

手順①構想を考える

まずは、作品の構想を考えるところからスタートです。
おもに、物語のテーマやボリューム、世界観や舞台設定、登場人物やアイテムなどを決めていきます。

手順②絵コンテ作成

次に、作品の大まかな流れを簡単な絵や文字で表した絵コンテを作ります。
シーンごとの構図、登場人物の動き、カメラワーク、セリフや効果音、カットの秒数、シーン番号・カット番号など、
わかりやすくピンポイントで各情報を描き込みましょう。

手順③原画作成

絵コンテ完成後は、アニメの基になる原画の作成です。
実際に描く原画の枚数は、表現する動作によって左右されるため、動きの流れや細かさを決める必要があります。

手順④中割り作成

原画に続き、中割りの作成に入ります。
中割りとは、原画と原画の間をつなぐための絵であり、その枚数も登場人物や背景などの表現したい動作によって変わります。
自然で滑らかな動きを意識しながら描き進めてください。

手順⑤編集ソフトで動画にする

最後は、編集ソフトで原画と中割りを動画にします。コマの秒数を決めて、その中に絵を配置していくイメージです。
必要に応じてセリフや効果音、BGMなどを追加します。

アニメ制作の際の3つのポイント

ポイント①フレームレートを調整する

アニメを制作するとき、重要になるポイントがフレームレートです。フレームレートとは1秒間の動画に使われるフレーム=コマ数(静止画数)を表す数値であり、単位には、FPSが使われます。
このFPSが多いほど、作品の動きがより細かくスムーズに見えるということです。
通常のアニメは24FPSで制作されています。
これは1秒間に24枚のコマ数を使っているのですが、重視する点は、あくまでも作品に必要な描写や自然な動きです。
1秒間24FPSという概念にとらわれず、カメラワークや演出などに合わせ、フレームレートを調整しましょう。

ポイント②動きの法則を学ぶ

人や物などの動きには、必ず物理的・慣性的な法則があります。
たとえ、それが単純な動作であったとしても、この法則を無視した人物やアイテム、背景の動きは、非常に不自然であり、見ている方に違和感を与えます。
アニメ制作では、この法則を重視しながら、違和感のない滑らかな動きを作り出す必要があります。

特に、表現の要となる原画作成は、動きの法則を理解しなければ、成立しない作業です。
そのためには、立つ・歩く・座るなどの映像を研究や参考にし、さまざまな動きの法則を学ぶことも、アニメ制作に重要なポイントとなります。

ポイント③中割り作成の重要性を知る

アニメ制作において、中割り作成の出来が作品のクオリティを大きく左右します。
動作の要所を決めるものは、アニメの基である原画なのですが、その原画と原画をつなぐ中割り作成をないがしろにしてはいけません。
原画の人物やアイテム、背景などを引き立てる滑らかな動きや躍動感は、中割りの正確な描写にかかっているからです。

この作業を手抜きすれば、間違いなく動作にガタつきが生じます。
単調なように思える中割り作成こそが、作品の肝となるため、その重要性を知ることもアニメ制作に欠かせないポイントのひとつです。

キャラクターを効果的に動かす7つの方法

キャラクターを効果的に動かす7つの方法

1. フォロースルー

やわらかい動作を演出するため、動きに時間差をつける方法です。
たとえば、人物の動作が終わった後に、髪の毛や洋服などを遅れて動かせば、自然で柔軟な表現に見えます。

2. アンティシペイション(予備動作)

「飛び上がる前に膝を曲げる」など、目的の動きに必要な予備動作のことです。
この表現によって動きにリアリティが生まれ、本来の動作が際立つようになります。

3. ステージング

シーンごとの見せ場に応じて、人物・アイテム・背景のサイズやポジションといった画面の状況に変化をつける方法になります。
いわゆる演出です

4. スローイン・スローアウト

動作に緩急をつける方法です。
動きのスピードが徐々に加速する、逆に減速するといったように、物理的な法則を意識し、動作にリアリティやメリハリのある表現を持たせます。

5. スクワッシュ&ストレッチ(潰しと伸ばし)

動作に柔軟性や躍動感を持たせる方法です。
たとえば、ボールが壁にぶつかる瞬間、ボールを潰したり伸したりすることで、アニメ特有のアクティブな動きが表現できます。

6. アーク(運動曲線)

基本的に人や動物は、頭部が前後に動くときなど、わずかな曲線を描いています。
このような自然の動きを表現するため、その動作を作品に取り入れる方法です。

7. アピール

登場人物の個性や魅力を訴えかける力を指します。
具体的には、ヒーローや悪役といったキャラクターに、それぞれのデザインや動きを持たせ、役柄を際立たせる方法です。

アニメ作成に使えるおすすめのツール3選

ツール①Animation Desk

イラストソフトと編集編集ソフトの両機能を持つツールです。
直観的に操作できるため、初心者からプロまでユーザーを選びません。
Windows、Andoroid、iOSなどあらゆるデバイスで再編集できる汎用性の高さも魅力です。

ツール②After Effects

本格的な動画編集に最適なアニメーション制作ソフトになります。
数百種類の中から選べるエフェクトをはじめ、モーショングラフィック・実写合成・一部3DCGなど、ほぼすべてのアニメーション動画が作成可能です。

ツール③AnimeEffects

ユーザーの思いを自由に表現できる2Dキーフレームアニメーション制作ツールです。
移動・回転・拡大縮小といった基本的な変形、ボーン変形、自由変形など、様々な要素をアニメーションさせられます。
ペンタブレット操作やキャンバスの回転にも対応可能です。

本格的にアニメ―ション制作を学びたいなら専門学校がおすすめ

アニメーションは、独学でも制作ができます。しかし、実際に本格的なアニメーション制作をおこなうためには、専門知識やスキルを身につける必要があります。
そのためにも、専門学校でアニメーション制作のノウハウを学びましょう。

アニメーション制作に特化した学部がある専門学校の中でも、特に現役で活躍するトップクリエイターを招いた特別授業などのある学校では、
プロによる実践的な指導やアドバイスが受けられます。
独学よりも高度な知識や技術を早く確実に習得できるため、飛躍的に実力を伸ばすことが可能です。

アニメーターを目指すならこのコース

アニメーターや作画監督・演出家を目指すなら、バンタンゲームアカデミーの以下のコースがおすすめです。

どんなアニメーターを目指したいのか、自分のなりたい将来像にあわせて、最適なコースを選んでください。

 

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