【東京校】2023年4月生入学前授業開催。3DCG授業のレポート

こんにちは!バンタンゲームアカデミーです!

 

今回は、入学内定者に向けて行われた導入授業「3DCG授業」をレポートします。

今回の記事はバンタンゲームアカデミーゲーム・アニメライター専攻の在学生に作成して頂きました!

 

担当講師は山本健介講師!

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1994年ゲーム会社設立。1998年に独立し、モーターライズに参加。「ガメラ3」「エヴァンゲリヲン新劇場版:序、破」「ドラゴンクエストヒーローズ」「実写版映画:進撃の巨人 前、後編」などの制作に参加。2015年(有)オレンジに移籍後、「IDOLiSH7 MV Mr.AFFECTiON(監督)」TVアニメ「宝石の国」「BEASTARS」「ゴジラS.P」などの映画、ゲーム、TVなど映画、ゲーム、TVなど多方面で活動中

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講師指導のもと、参加者9名が『3dsMax』を使ったアニメーションの制作に挑戦します。

 

今回の授業で行うのは、ずばり“つみき遊び”!

3dsMAX』上でいくつか図形を作り、それを組み合わせることで作品を作ります。

最終的には、作ったものに『3dsMAX』内にあるモーションを入れ込み、実際に動かすことが目標です。

 

まずは軽い用語の説明。

かわいい女の子が躍動するアニメーションを使いながら、“直線(1D)”“平面(2D)”“立体(3D)”を簡単に解説していきます。

3Dの空間を使ってCGを作ります。だから3DCGね。3DCGではないよ」

と、参加者に伝える山本講師。

そういえば筆者も3DCGという謎の方程式がありました。そもそも3Dは空間を刺す言葉なので、確かに3D=CGはおかしいですよね……。

 

用語の説明もそこそこに、PCで『3dsMAX』を使って実際に立体を作成。

箱や円柱、角錐や円環など、様々なパーツをとにかく作って並べる作業に入ります。

真剣な表情で向き合いつつ、初めて触れる『3dsMAX』と格闘!

時には在校生がフォローに入りつつ、ソフトの使い方を体感してもらいます。

 

 

思い思いに立体を作ってもらった後は、その立体を操作する“ギズモ”の説明に。

どういった軸に動かすのか、どういった大きさにするのかも、それぞれ違った“ギズモ”を使って行うのです。

矢印をしっかりと掴むこと、表示されている画面をしっかりと観察することなど、注意点の説明を受けつつ、“移動”“回転”“スケール”といった、基本的なツールの動作を行います。

 

立体を作る、そして動かす。と、いった基本の操作を覚えたあとは、遂に本題の“つみき遊び”に!

今まで作った立体を重ねたり、サイズや角度を変えたりして、各々が選んだモチーフを作成していきます。

 

モチーフを選び、どのパーツを使えば再現できるかなどを検討。

本日の集大成になる作業なので、皆さん特に集中して取り組まれていました!

 

そして最後は、遂に作ったモデルを動かす段階へ!

モデルが動き出し、まさに“3DCGアニメーション”となる瞬間ですね!

 

まずは実際に動きの骨子となる“ボーン”に貼り付ける作業を行います。

ここは少し複雑な動作になるため在校生が主導で行うことに。皆さん真剣に説明を聞きながらも、画面の中を動き回る自分の作ったキャラクターに目が釘付けになっていました。

 

その後に、実際に動かすモーションを参加者自身で選択。

これで作品は完成です!皆さんお疲れ様でした!

 

授業の最後には、みんなで作ったモデルとモーションを見せあいながらの品評会。

アクロバティックな動きをするFFⅦのクラウドや、犬を呼ぶモーションを取るチェンソーマンなど、シュールで個性的な作品が多く見られました!

その中でも印象的だったのは、悪魔のような何かに、ゆっくりと歩くモーションを組み合わせた作品。妙な迫力があり、筆者の印象に一番残りました。後日夢に出ました。

 

今回の体験授業に参加した方へ感想を伺ったところ 

PCでの作業に慣れていないので苦戦しましたが、自身で創り出していくのはすごく楽しかったし、何より自分の作品が動いているのを見るのが嬉しかったです。自身が作ったものを動かしたいと思ったから、こういう業界に興味を持ったので……。この喜びがあるからこそ、こういった作業を続けられるのだと思います」

 

「思っていたより作業は簡単だと感じました。前に行った体験授業が、粘土のようなボールから作っていく作業だったので。それよりかは楽だったかなと。あと自身が作ったものが動くのは見ていて面白かったです」

 

という感想を頂きました!

やはり皆さん、自身の作品が動くということには一際思うところがあったみたいですね!

筆者はこの体験授業の場にただ同席させて頂いただけの身ではありますが、今回の授業における経験が、皆さんの今後行う創作活動の原動力になればうれしく思います。

  

今回のレポートはここまでとなります。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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