【東京校】バンタンゲームアカデミー「ゲームディレクター養成講座」が開始! “面白いゲームを創る”には何が必要?

こんにちは!

バンタンゲームアカデミーです。

 

中目黒にあるバンタンD2校舎にて、ゲームディレクター養成ゼミが開講されました。

ゲームディレクター養成ゼミは、積極的にゲーム制作に取り組むバンタンの生徒を対象に、ゲーム制作における考え方を学び、分野を問わず今後に生かせるスキルを習得するゼミ。高校・専門学校・大学・学年の枠を取り払った参加者が集いました。

 

講師を務めるのは、ファーレンハイト213株式会社代表取締役であり、『Fate/Grand Order』のクリエイティブディレクターとしても知られる塩川洋介さんです。塩川さんはバンタンの卒業生でもあり、これまでも毎年特別授業を開講していました。

 

 

ゼミ開始に先立ち、まずは一人ずつ自己紹介をすることに。

「自分でゲームを作っている」という生徒もいれば「塩川さんの特別授業が目当てでバンタンに入学した」という生徒まで。総合的にゲーム制作を学ぶ生徒もいれば、プランナー専攻、キャラクターデザイン専攻の生徒もいて、集まった生徒たちの専攻や経験もそれぞれ異なります。

けれど、どの生徒にも共通しているのが「ゲーム作りのスキルを学びたい。レベルアップしたい」という情熱。自己紹介からもその熱意が伝わってきました。

 

 

ディレクター養成ゼミという名称ですが、塩川さんがゼミで教えるのは、「ゲームを創れる人になる、具体的な方法」です。

 

塩川さん曰く、“作る”と“創る”には違いがあるとのこと。“作る”は技術や知識で作ること、“創る”は面白くすることで、両方とも同じくらい大切なんだそうです。塩川さん自身もこれまでさまざまな本を読んだり、セミナーに参加したりしてきましたが、「なぜか、ゲームを面白くする方法については誰も教えてくれなかった」と語ります。今回のゼミでは、その「面白くする方法」を具体的に学べるのです。

 

「一般的に考えがちな『面白さ』とプロの世界が求める『面白さ』は違います」と塩川さん。

塩川さんは、プロの世界で求められる「面白さ」をわかりやすく解説。さらにそれを深く理解するため、全員でワークに取り組みます。

 

最初のワークでは、全体を4つのグループに分け、あるお題をもとに各自がアイデアを練ります。次にチーム内でアイデアを発表しあってチームの代表アイデアを決め、それを全体にプレゼンするとう内容。

 

塩川さんは「教室から出て考えてもいいし、寝転がって考えてもいいよ」と生徒たちに伝え、シンキングタイムスタート。

 

自由な雰囲気の中、紙にアイデアを書きつける人やスマートフォンを手に画面をスクロールする人、じっと座ったまま思考する人などそれぞれが自由なスタンスでアイデアを練り始めます。

 

 

生徒たちは次第に熱中していきます。ノートに覆いかぶさるようにしてメモを書く人が増えてきました。スマートフォンの画面を見ている人が多いのは、参考になるゲームを確認しているのでしょうか。

 

制限時間後は各自チーム内でプレゼンを行い、即座にチーム代表を決定。皆で力を合わせて発表準備を進める中、塩川さんの「残り3分です」の声が響きます。

 

今日初めて作ったチームとは思えないくらいのチームワークで発表準備を進める生徒たち。ホワイトボードにタイトルを書く人、イラストを描く人、発表のためのアイデアを出す人など、チーム内でいつのまにか役割ができていました。

 

これは、全4回のゼミの1回目、最初のワーク。いわばウォーミングアップです。

 

塩川さんの講評を受けて生徒たちがどのように変わっていくか、どのように「面白いゲームを創る」というスキルを手にしていくのか。

 

4回目のゼミが終わった時に参加者全員が、変化と手ごたえを感じているはずです!

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