「アニサマ2023」バンタン生特別体験のための事前授業レポート!

東京校

8月25日(金)〜 8月27日(日)に、さいたまスーパーアリーナにて「Animelo Summer Live(アニサマ)2023 -AXEL-」が開催されました     !

バンタンのメンバーたちにも希望者を募り、特別体験という形で観覧をしました。

そこで、「アニサマ」の舞台やその裏側を知り、観覧時の理解を深めるために、株式会社ドワンゴのアニサマゼネラルマネージャーの高嶋克史さんをお招きし、事前授業を行いました。

 

■元気のよい挨拶から授業がスタート

「こんな格好でアニサマの会場にいます!」と高嶋さん。

会場ではスタッフだとわかるようにアニサマのスタッフTシャツを着て、スタッフパスも着用します。とのこと。

事前授業が始まると、「よろしくお願いします!」と、メンバーたちからも元気な挨拶が教室に響きます。

高嶋さんからも「質問を投げかけたらノリよく返事してほしいです」とアナウンスがありました。教室内はすでに元気のよさそうな雰囲気。

この授業には役者志望の方も多い、というのには納得です。

 

 

■「アニサマ」の強みとは?

2005年に第1回が開催されたアニサマ。

現在は毎年8月最終金土日の3日にかけて行われます。

来場者数は27000人×3日間という大規模イベントで、「アニサマを見ないと夏が終わらない」と言ってくださるお客様もいるほど、「夏の風物詩」として定着しているそうです。

ただ、アニサマを運営するドワンゴには所属アーティストがいるわけではなく、レコード会社でもありません。

それだからこそ、レコード会社の垣根を超えて、その年の旬なアーティストに出演してもらえる強みがあるのだといいます。

アニメという大きなテーマで幅広いファンをターゲットにでき、出演者にとっても「国内最大級の会場」で、「新しいファンと出会える」というメリットがあるそうです。

 

■舞台の裏側の話

特別授業では舞台の構造や、舞台裏のことまで話が及びます。

単にアニサマのライブを楽しむだけでなく、実際の仕事の現場がどうなっているかをある程度知って観覧することで、出演者やスタッフの動きを想像できるようになり、理解が深まります。

 

■会場図面も示しながら

さいたまスーパーアリーナの会場の図面がモニターに映し出され、高嶋さんが詳しく解説してくださいました。

「舞台の幅はセンターから上手下手それぞれ33.3m×2で、66.6mあります」。

「この教室6コ分なんですよ」と説明されると、メンバーたちからは「へぇ~!」という反応がおきます。

「でも、そんなに大きなリハーサルスタジオや練習場所はありません。じゃあ、どうやっているのか。実際にこの教室をステージ/リハーサルスタジオに見立ててみましょう」ということで、率先して協力してくれたメンバーが数名!

 

■教室でアニサマのリハーサルを再現

そのメンバーたちに対して、まずは過去のアニサマ映像をチェック。「メインステージからセンター花道を歩いて、センターステージからリフトで退場する」というをパフォーマンスを想定したリハーサルを再現します。

「センター花道は23.4mあるので、(教室の前後を)2回折り返します」。

教室の中央のスペースを使い、楽曲、歌声に合わせて、手も振りながら、さらには「手の空いてるスタッフはお客様役として出演者に手を振ったり、リハーサルを盛り上げます」と全員でリハーサル体験に参加しました。

最後に、出演者役のメンバーが、真ん中に集まってポーズ!暗転。リフトダウン。

実際に体を動かして、リハーサル体験をすることで、ステージの長さや広さを想像し、出演者たちの動きを知ることができるわけですが、「この公演ではステージの花道の距離に対して曲尺が足りないことがわかり、曲サビの部分を1フレーズ追加したんですよ」という裏話も。

その後は、日本のアニソンの鉄板曲とも言われる     アニメ「デジモンアドベンチャー」の主題歌「Butter-Fly」を歌った故・和田光司さんのお話、そして舞台装置の「ポップアップ」の話、そして会場の準備やリハなどのスケジュールのことまで話が及びます。

 

■アニサマの観覧の心得

ここ数年はコロナ禍で中止を余儀なくされたり、人数を制限して行ってきましたが、今年は行動制限が撤廃され、声出し可能、マスク着用も任意に。

「せひ楽しんでください。でも、観覧のルールとモラルは守りましょう。そして、体調管理はしっかりしてください。」と、ライブを楽しむために大事なことも念を押してお話されていました。

 

■バンタンのメンバーは特別体験

ライブを観覧した後は、アリーナの客席エリアを横断し、「66.6m」の距離を体験。その途中でスタッフに挨拶をしにいきます。

「このイベントを回している世界最高峰のスタッフです。」

「とにかく挨拶は元気に言いましょう!」と高嶋さん。

その後の質疑応答では会場に持っていくペンライトの話から、照明などの外注業者、予算規模など、具体的な質問まで飛び出しました。

 

「舞台は総合芸術。緻密な計算で成り立っています。」

「66.6mを全力疾走できる体力、本番はこうだな、と想像できる能力。いずれの経験も役立つと思うので、そのあたりは肝に銘じてください。」と高嶋さんは締めくくりました!

シェアする