<スプリングセミナー>3DCG業界を牽引するトップクリエイターの対談が実現!Yo☆Heyさん&福島瞬カルロス講師トークショーを開催!

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バンタンゲームアカデミーは、トップクリエイターによる講演会が豊富!

今回は、3DCG業界をリードするおふたりのOBトップクリエイターをお招きしました。

福島瞬カルロス講師「はじめまして!バンタンゲームアカデミーではZBrushを教えています」

Yo☆Heyさん「個人で3Dアニメーションを作っております。在学中のことなども、お話できたらなと思います」とご挨拶。

福島講師は、『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、『エヴァンゲリオン新劇場版:破』、『進撃の巨人』など幅広い3DCG作品に携わっていますね。また、Yo☆Heyさんは卒業時に『ミルキー☆ハイウェイ』を制作し、YouTubeでは400万再生されています。25年7月にはテレビシリーズ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』が公開予定ですよね!

Yo☆Heyさん「出資をしてもらえるようになり、約2年の歳月をかけて公開されます!バンタンゲームアカデミーで学び、作りたいものを頑張って作り人脈が広がりました。独立した後はSNSやYouTubeをキッカケに、お仕事の依頼をいただいたりしています!」

就活はどのようにされましたか?

福島講師「僕は、特殊な経緯で映像業界に入りました。山本講師に審査会で作品を見ていただき、『ウチの会社を受けてみない?』と言われて入社しました。なので、実質的には就活をしていません」

Yo☆Heyさん「現役で活躍しているプロが講師をしているので、ヘッドハンティングされることもありますよね」

福島講師「特に、その恩恵を受けたふたりだと思います」

今回は、ポートフォリオをお持ちいただきました!

Yo☆Heyさん「ポートフォリオとは、在学中の作品をまとめた資料で、就活のときに見せます。『少年泥棒』など、気合いを入れた作品は冒頭に持ってきています」

すでに、作風が仕上がっていますね。そもそもですが、なぜバンタンゲームアカデミーに入学しようと思われたのですか?

Yo☆Heyさん「もともと、アニメーションをやりたいなと思っていました。手書きアニメーションやりたかったのですが、食べていくのが厳しい業界と聞いていました。時代的に3Dに手を出した方が食べていけるのでは?と思い、調べていくうちに、バンタンゲームアカデミーを知りました。自分は2年制コースに通っていたのですが、2年次の1月に白組に応募し3月内定をいただき、卒業制作に移りました」

福島講師「2005年の入学です。Pixarのような立体物の仕事がしたいと思い、調べていて1発目に出たスクールでした。当時、バンタンゲームアカデミーは、バンタン電脳情報学院という怪しい名前で(笑)スタッフさんが、3Dの球体を出して動いたことに感動しました。『ここでいいや!』と思い、親に相談しました」

入学してみてのバンタンゲームアカデミーの印象は?

Yo☆Heyさん「入学してコロナ禍が始まり、オンライン授業でした。個人的には、3DCGは学び始めがいちばんつまらないと思います。独学は難しいですし、授業で講師に教えてもらえたから、なんとかできました。また、しんどい課題も、クラスメイトがいたから一緒に乗り越えられました。課題としてノルマを設けられるのは重要だったなと思いますし、クラスでやっていて上手い人がいるとライバル心が芽生えました」

福島講師「生徒と講師間はフレンドリーだと思います。雑談をまじえながら楽しく学べると思います」

Yo☆Heyさん「友だちみたいな盛り上がり方が多いですよね。現役で監督をされている講師が、現場でどんなソフトを使っているかなどリアルな情報を教えてくれました。また、『Blender』という新しめのソフトがあって、カリキュラムには入っていないのですが講師が休み時間中に教えてくれました。『ミルキー☆ハイウェイ』の楽曲や声優さんもバンタンゲームアカデミーの在校生です。横の学部との繋がりもあり、お願いしやすい環境ですし、『ミルキー☆ハイウェイ』はバンタンゲームアカデミーでなければ、できなかったです」

福島講師は、「MONKEY/RAT STUDIO(モンキーラットスタジオ)」では、採用も担当されると思います。

福島講師「就活時期になると、採用希望者からリールが送られてきますが、ありがちなのは、テンプレートで作品がまとめられていること。とりあえず授業でやったことを送ってきているんだなと、すぐに分かります。自分を出したいこと、前面に出すことが第一関門になりますね」

クリエイターとして就職するには、授業課題だけでなく画風をもって自主的に動いていかないといけませんね。在校生には、「白組」に就職したいという人も多いです。

Yo☆Heyさん「自分は2年制コースに通っていたのですが、2年次1月に応募し3月に内定をいただきました。バンタンゲームアカデミー内でも就活サポートがありますし、どうすれば良いかアドバイスもしてくれます」

福島講師「Yo☆Heyさんが初めて白組に内定をもらったことで、後輩たちも白組の内定が決まるようになりました。僕自身は、株式会社イマージュの『Motor/lieZ(モーターライズ)』に入りました。特撮映画の映像制作会社で、10年以上3Dをやっていました。ディレクターもやるようになり、1年ほど白組のオフィスの一角を借りて、alphaliez(アルファライズ)として『シン・ゴジラ』の制作に携わっていました。なので白組は、業界の仲間という感じです!」

CG含めたエンターテイメント業界の総評は?

Yo☆Heyさん「規模が小さいものであれば、作りやすい環境になっています。家庭用PCでも映像制作できるので、個人で制作する人も増えています。会社に入ることも重要ですが、スキルがあれば自由に働くこともできます!」

福島講師「『Blender』というソフトは誰でも触れて手軽になったからこそ、ハードルは上がっている印象です。SNSでバズっているコを、仕事に引っ張ることもあると聞きますが、僕自身は独学で覚えるのは無理なタイプだったと思います」

バンタンゲームアカデミーで学んで良かったことは?

Yo☆Heyさん「入学していなかったら、こうはなっていなかったと思います。『Blender』は簡単に始められますが、ある程度のワークフローがあります。ジェネラルな作り方、『料理の手順』のようなものはネットや独学だと身につきづらいと思います。また、作品はチーム制作です。人との関わりも大事にしてください。社会スキルの授業もあります。人が多く集まるところに所属して学ぶのは大事なのではないかなと思います!」

福島講師「バンタンゲームアカデミーがダメだと思っていたら、講師はやっていないです。僕の3DCGの恩師も在籍しており、今でもとても尊敬しています。バンタンゲームアカデミーは、大好きです!」

続いて、受講生からの質問に答えてくださいました。

企業法人なので、専門学校の卒業資格が取れないことが気になっています。就活のときは、専門学校の卒業資格がなくても大丈夫ですか?

Yo☆Heyさん「医者とか弁護士を目指さないかぎり、資格は求められていません。大切なのは、何ができるかです。会社はポートフォリオに何がのっているかで見るので、気にしなくていいです!」

福島講師「僕は、横浜から通っていたので、学割がきかないのはデカいかもしれません。ただそれと引き換えに、現役のプロ講師から学べます。学校法人は、教員の割合が決められているので、プロの割合は低くなってしまいます」と分かりやすく説明してくださいました。

現役で活躍するプロフェッショナル講師陣から学ぶことができ、業界に近いところで最前線のスキル・知識を習得できるのが、バンタンゲームアカデミーの強み。

体験授業、特別講演会を定期的に実施しているので、興味を持った人は足を運んでみてください!

【PROFILE】

福島瞬カルロス講師

株式会社alphaliez代表取締役でCGディレクター、VFXスーパーバイザー、3DCGモデラー。3DCG作品において幅広く携わっており、『ドラゴンクエストヒーローズ』『バイオハザードリベレイションズ』などのゲーム作品や『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、『エヴァンゲリオン新劇場版:破』、『進撃の巨人』など映画作品に多数参加。『仮面ライダーBLACK SUN』ではVFXスーパーバイザーを担当。

Yo☆Heyさん

CGアーティスト、アニメーション作家。2020年バンタンゲームアカデミーにCGアニメーター専攻で入学。在学中に『ミルキーハイウェイ』を制作・公開し現在400万再生を突破。20257月には続編・新作シリーズとなる『銀河特急 ミルキーサブウェイ』がTV放送&配信予定!

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