新入生歓迎「ゲームジャム」を実施!プログラマー専攻全11チームが、「える」をテーマに2日間でオリジナルゲームを制作!
バンタンゲームアカデミーでは、イベントが豊富です。
今回は、チームでゲームを制作するイベント「GAME JAM(ゲームジャム)」の最終日・2日目の様子をレポート!
テーマは「える」です。「L」、「得る」、「獲る」などさまざまな解釈ができます。
2026年5月のゲームジャムは、上級生メンバーによって構成される有志「イベント実行委員会(通称イベジ)」が仕切ります。
イベントでは、入学してまだ1か月の1年次が迷わず進められるよう、いくつもの工夫が組み込まれていました!
- 新入生が主役!
イベント実行委員・松下皇輝さん「各チームには上級生のリーダーが配置され、指示役・サポート役に徹する形に設計しました。1年次メンバーが主体的に動き、わからないことを自分から相談・伝達するという理想的なチーム開発の状態が、初日から実現されていました」
- 自由なタイムスケジュール
昼食や休憩時間などは一律固定せず、各チームの進行度やキリのいいタイミングに合わせて自由に取れるよう配慮しています。
- 段階的な目標設定
イベント実行委員・野田 倫太郎さん「1日目は『ゲームループ(始めから終わりまで)が動く状態を作る』という明確な目標を設定しました。これにより、2日目は、デザインのブラッシュアップなど、より詳細な要素を詰めるようになっています」と意図を語ります。
各チームに、ゲーム概要と「参加してよかったこと」を聞きました!
【TEAM1:2Dシューティングゲーム、リーダー杉本 輝龍さん】
敵を倒すとアイテムが出現し、拾って自機を強化する2Dシューティング。多彩な攻撃パターンが特長です。Unity未経験の1年次・村田さんがボスの攻撃パターン実装を担当しました。
1年次・村田 憲哉さん「ゲームを作る過程ってこんな感じなんだ、っていう面白さを感じています。1年次のうちは、とにかく“正しく動かす”ことが目標だと思います。Unity経験者や先輩に聞きながら、選択肢が大量にある中で、効率よく作っていけるよう頑張っています!」
【TEAM2:パズル×ゴルフ2Dゲーム「パズゴル」、リーダー山田 絢斗さん】
ギミックを回転させてゴールへの道を切り開き、ゴルフモードでボールを打つ2段階システムを採用した「パズゴル」。1年次・相澤 有輝さんは地面のドット絵を自作。
1年次・相澤 有輝さん「入学前に、趣味でゲームを制作したことはあったのですが独学だったので『このやり方で合っているのかな?』という不安がありました。先輩にいつでも質問できる環境がありがたいです。フィードバックを得て実践する過程が新鮮で良い経験だなと思います。チーム全体がわかりやすいコードを書くことを心掛けていて、チームメンバーに伝えるために、どういう表現なら分かりやすく伝わるかを意識しています」
【TEAM3:アクションゲーム『ペンギンライトラン』、リーダー富土 蒼さん】
ブロック状の床が変形するステージを、ペンギンがダッシュで駆け抜けるアクションゲーム。
リーダー富土さんが、あらかじめ「ゲームジャム心得 | Notion」をまとめておいてくれたおかげで、2日目13時時点では約90%が完成した状態に。
開発経験を持つ1年次・村山 新太さんは「ステージが消える・動く」といったギミックの実装を担いました。「『ゲームジャム』自体は初めてでしたが、入学前から友だちとオリジナルゲームは制作していて、現在Robloxにアップして公開しています!初めてのメンバーでしたが、仲良くなれたと思います」
別の1年次メンバーが描いたイラストは、そのままタイトルロゴに採用されました!
イラスト担当・高橋慧さん「自分の書いたイラストが採用されて、すごく嬉しかったです!ゲーム制作するのってとてもハードルが高いことだと思っていましたが、ゲームが始まるときの『3・2・1・GO!』と、ゴールしたときの『GOAL』が出るプログラムを書くことができました。ゲームを作るスクールに入ったんだなって実感しますし、これからの授業を受けるモチベーションが上がりました。1年後は、先輩たちのように、頼られる側になりたいです」
【TEAM4:タイピングアクション『OVER THE L.』、リーダー阿部 竜希さん】
迫りくる障害物の文字をタイピングして破壊する2Dアクション。「L」をカエル・漢字変換など多彩に散りばめています。1年次・キノネス ステバンさんが背景ループや歩行アニメーションを自力実装しました!
リーダー・阿部 竜希さん「『こういうのどう?』ってアイデアを出すと、自分で調べて作って見せてくれる1年次ばかり。積極的なメンバーが多く、頑張ってくれています」
【TEAM5:対戦型クレーンゲーム、リーダー田口 令さん】
客と店側に分かれて攻防する、2人または3人対戦型クレーンゲーム。残り約1時間を残し全機能の95%以上を実装。リーダーが事前に実装解説サイトを作成・共有した結果、
リーダー・田口 令さん「みんなちゃんとプログラムを綺麗に書いてくれています。手直しをしたくらいで、本当に自分が0から書くことはほとんどなかったです。
あらかじめ『機能まとめサイト』を作っていたので、1年次が主体となって上級生に分からないことを伝えるっていう、自分たちがいちばん意図している状態で制作できました」
【TEAM6:カエルの舌アクション、リーダー笠原 颯太さん】
クリックでカエルの舌を伸ばし「L」のつく名前のオブジェクトを捕食するゲーム。プログラミング開始直後の1年次生たちが全体の7〜8割を早期実装。
リーダー・笠原 颯太さん「まだ1年次でプログラミング始めたばっかりなのにも関わらず、集中して作業をしています。優秀な子が多いです!」
1年次・萩原 智和さん「難しいところは、やはりプログラムのコードです。『上手く動かなくてどうしよう』と困るときもありますが、先輩がすぐに解決方法を教えてくれました」と話します。
【TEAM7:電車の無限ランゲーム、リーダー東 暉人さん】
燃料をコントロールしながら走行距離を競う3Dビジュアルの無限ランゲーム。出力過多でオーバーヒート、火力不足で停車するバランス設計。1年次・大塚 工さんが石の衝突アニメーション処理を担当しました。
1年次・大塚 工さん「自分が作れたときも嬉しいですけど、それが他の人のプログラムとつながったときが楽しいです。チーム制作の経験は、就職した後にも絶対に役立つと思って参加しました!」
リーダー・東 暉人さん「入って1ヶ月弱にも関わらず、積極的に意見出してくれ、全員が『仕事はありますか』って聞きにきてくれる。1年次なのにすごいなって思います」
【TEAM8:L字ブロックシューティング、リーダー矢嶋 奏人さん】
「L」からL字型ブロックを着想した2Dシューティング。欠けたL字型の穴にぴったりのブロックをぶつけて攻撃する仕組み。ゲームのループが完成し、ただいま絶賛演出の仕上げ中。
1年次・辻 大河さん「入学したてでとにかくわからないことだらけなんですけど(笑)先輩方が丁寧に教えてくださっているので、安心して取り組めています!」
【TEAM9:タイピング×回避アクション、リーダー横障子 純さん】
2Dタイピングゲーム。正しくタイピングすると加速、突然現れる車を「Lキー」で回避するQTE要素つき。1年次・芝田 泰士さんがキーボード判定処理を粘り強く実装しました。
1年次・芝田 泰士さん「タイピングのキーボードを反応させるっていうのがすごく難しかったです。判定みたいなのが複雑で、面倒くさくて(笑)でも、プログラミングを実践的に書く、っていうところを体験できて勉強になりました」と振り返ります。
【TEAM10:フィッティングゲーム、リーダー高村 連芽さん】
洋服のサイズ「L」から発想した接客ゲーム。お客さんの体型に合ったサイズを瞬時に選ぶ直感的な操作で、フィーバータイムはお相撲さんが大量登場!
1年次・宮田 瞬さん「先輩と作るっていうのは初めてのことだったので、かなりいい刺激になりました。1年後、自分たちがこんな風にしなきゃいけないっていう目標ができました」
リーダー・高村 連芽さん「ほとんど1年メンバーが書いてくれたやつを、最後ちょっと合わせただけです(笑)。自分の尺度で話さず、相手の尺度でしっかり説明してあげることが、すごい大事だなって身に染みて感じました」
【TEAM11:コマバトルゲーム、リーダー八幡 拓音さん】
コマ同士を激しくぶつけ弾き飛ばす対戦ゲーム。1年次・長嶋さんは時間いっぱいまで改善を続けます。
1年次・小倉 陽登さん「経験がないので、本当にゼロからのスタートでした。あれ・これ・それではなくこの画面のどこが気持ち悪いかと、具体的に、明確に伝えることを心がけました」リーダー・八幡 拓音さん「毎年、1年次メンバーがどんどん活気づいている印象です。僕らの代は、授業後フリースペースのソファに集まるのはせいぜい5人くらいでしたが、いまの1年次は12人くらいがギチギチに座っていて(笑)。やる気があって、コミュニケーション力が高い人が多い。本当に嬉しいですし、いい兆候だと思います」と笑顔で語りました。
試遊会では参加者全員でプレイし、最優秀チームには「Unityでよく使う関数」がプリントされたマウスパッドが贈呈されました。おめでとうございます!
こうして、1年次メンバーはコードを書き、バグと格闘し、意見を交わしながら、時間ギリギリまで制作に没頭することができました!
教える側である先輩たちも、熱心な1年次メンバーの姿勢に学ぶことが多かったようです。
同専攻の「横」のつながりだけでなく、先輩・後輩の「縦」のつながりも作ることができ、今後の授業で学ぶ「モチベーション」を上げることができました。
【最後に……】
4年制ゲームプログラマー専攻・富土蒼さんがまとめた入門編をシェアします!