【東京校】選りすぐりが集結!リクルート・スカウトに繋がる作品展「VANTAN EFFORT EXHIBITION(通称:VEE)」レポート。

東京校
ゲーム学部
大学部

3月17日(金)、ゲームアカデミー東京校にて、選抜作品展「VANTAN EFFORT EXHIBITION(通称:VEE)」が開催されました。出展できるのは、学期末に講師による「審査会」で優秀な成績をおさめたメンバーのみ。また当日は、リクルーティングやスカウト目的で、ゲーム業界の企業様も多数お越しくださいました。注目作品を紹介します。

  • SNSアーティストゼミ

 

SNSを軸にしたアーティスト活動で、自らをブランディングしていく「SNSアーティストゼミ」。SSS by applibot 代表 高木正文講師が監修し、202210月よりスタート。

ウサもとう(@Usa_moto05)さんは、「ハルちゃんと、ルビアという宇宙人の日常を描いています。10日に1回更新なので描くのは大変ですが、仕事の感覚が身につきます。『可愛い』『面白い』という声をいただきます。SNSを主軸にしたゼミは珍しいので、参加しない手はないと思いました」。

 

アカネグモ(@Akanegumo315)さんの作品の舞台は、異様な怪物が発生した「日本のどこか」。政府公認の特殊部隊が活躍する様子を一枚絵で表現しています。

 

野宮リア(@nomiyaria)さんは、「ゼミに参加し、構図、背景、物語を伝える力が向上したと思います」と振り返ります。VTuberの一枚絵や、人気歌手からアニメーションの依頼を受けているというhiro@aaa_iii_x)さんは、「自分の中にあるダークな世界観を表現することを頑張っています。通常授業もあるのでスケジューリングが大切です」。雪街うれい(@Yukimachi06)さんは、アメジストやサファイアなど、宝石をモチーフにしたキャラクターをデザイン。「SNSでは自分のことを一切知らない人が見ています。

 

分かりやすくアピールすることを意識しています」。他に、Valim@valim_WS)さんなどSNSで確実に実績を上げるクリエイター作品が揃いました。

 

 

  • ゲームグラフィック総合 河瀬 理夏さん

3回サイゲームスクリエイティブコンテスト受賞作品「カミゴロシ」は、ゲームグラフィック総合 河瀬さんの作品。「在校生特別編成チームで、実装中です。ビジュアルでいかにユーザーを魅了できるかにこだわっています」と河瀬さん。キャッチーな構図、精巧なモデルが印象的で、存在感がありました。

  • VR・MRクリエイター総合 市橋 創さん

舞台は美術館。飾ってある絵の中に入り込み、浮遊感を味わえるVRゲーム。「ユーザーに体験してもらいたいのは、空を飛ぶ感覚です」と市橋さん。

メディア「MONOist」によれば、2022年通年の国内市場におけるARVRヘッドセットの出荷台数は、前年比3.3%増の34万台と伸長傾向なのだそう。コンシューマー向けARVRゲームは、未だまだ成長が期待できそうなジャンルです。

  • キャラクターデザイン総合 秋濱 秀允さん

「オリジナルの世界観を一枚絵で表現しました。市場に迷い込んでしまった主人公で、奥には城が見える構図です。ウェブポートフォリオも制作しています」と、紹介する秋濱さん。自身のウェブポートフォリオが載った名刺を渡してくれました。どのメンバーも、自分の名刺を作成し、企業様とコミュニケーションを取れるようにスタンバイ。

  • ゲームグラフィッカー専攻 織田 恭介さん>

精巧な3DCG「クロコダイル」を展示していた織田さん。「VEEでは色々な人に見てもらえるのが嬉しいです。フィードバックをもらえることが今後の制作に役立ちます」。

 

  • キャラクターデザイナー専攻 吉田 枠渉さん

童話「ヘンゼルとグレーテル」がテーマのノベルアドベンチャーゲームのキャラクターをデザインした吉田さん。「周りのメンバーのレベルが高く不安でしたが、作品を見て感想をいただける良い機会。人と話すのは楽しいですし、他の専攻のメンバーからも意見をもらえるのも貴重です」

 

  • ゲームプログラム総合 唐木 孔也さん

3Dアクションゲームです。プログラムとしては、回復と攻撃の手続きを一つの命令で実現することが難しかったです。今は、東京ゲームショウ出展を目指しブラッシュアップ中です」とコメント。

 

  • ゲームプランナー専攻 坂本 光さん

 

ゲームプランナー専攻は、オリジナルゲームの企画を発表。「『東廃都』は、『人間ゾンビ』の主人公が誰かの命を食べることで東京を生き抜くホラーゲームです。ゲームを考えるときは、ユーザーにどういった体験を提供し、どのような感情になってほしいのかを考えます。それがないとゲームとして成立しません」と解説。

他にも、見逃せない作品が!

ゲームグラフィッカー専攻 加藤さんは、桃太郎に登場する「鬼の住処」を表現。実際に岐阜城を訪れて建物の細部を撮影し、ディテールに落としこみました。サウンドクリエイター専攻 土屋さんのMADamon’s Souls」は、既存ゲームトレーラーに映像を盛り上げるための音楽をつけた作品。BGMSE(効果音)のバランスにこだわっているそう。そして、キャラクターデザイン総合 長谷川さんの「魔女の書斎整理」は、色使いも構図もバランスの取れた一枚絵。ローアングルから、魔女に強いライトを当てることで躍動感のあるイラストに仕上げています。

どの作品も、クオリティが高く、瞬時に内容を伝えられる「瞬発力」がありました。

SNSや、「VEE」のようなリアルイベントを通じて作品を知っていただき、さまざまな角度からフィードバックをいただくことで、アウトプットの精度も高まりますね!

 

他にもたくさんの作品を展示致しました!

 

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