22.12.08 22.12.09 更新

【東京校】塩川洋介講師による特別ゼミに密着!ゲームの面白さを創る、ある1つの重要な“ルール”とは?

東京校
ゲーム学部
大学部

ゲームアカデミーでは、「現役プロフェッショナル講師」による授業が充実。今回はOB・ファーレンハイト213代表取締役・塩川洋介講師による「ディレクター養成ゼミ」をご紹介します。

 

今回のゼミのテーマは「実践で使える、“面白さ”を創るツールを手に入れよう」。前半は、個人で「クリスマスらしい遊びが楽しめる、スマホ向けランゲーム企画」を考えました。

 

各チームで案を出し、プレゼンを行っていただきました。

 

 

 

塩川講師「実践で求められるのは、斬新なゲームシステムを考え出す発想力ではありません。理解が得られる面白さを組み立てられる構成力です。」とメッセージを頂きました。

 

「ゲームはエンターテイメントです。皆さん自身が近くの数人の心を動かせず、ユーザーの心を動かせるわけがありません。『ディレクターの俺が言うのだから、付いてこい』では誰の賛同も得られません。理解が得られるものを構成しないといけません。面白さを創るルールが設定されておらず、ダメな状態で走っても、いつかどこかで破綻してしまいます」と、締めくくりました。

 

ゼミを受講したメンバーからは、「サイクルを教えていただき、得られるものがたくさんありました」「面白さがについて、なんとなくしか分かっていませんでしたがチーム制作に活かしていきたいです」「プログラマーとしてまったく考えずに作っていました。次回作る際は、意識します」「今、まさにチーム制作をやっているので、言葉にしてチームに共有していきたいと思います」「チーム制作の際に感じていた違和感が解消されました」と、一人ずつがゼミでの気付きを発表しました。

 

今後、ゲームジャムや日本ゲーム大賞アマチュア部門などで、どのようなお題を出されても、自分で面白さの点検をし、ブラッシュアップすることができますね。

在校生&ゲーム業界を志す人は、ぜひ「ゲームデザインプロフェッショナル ー 誰もが成果を生み出せる、『FGO』クリエイターの仕事術」(技術評論社)も、参考にしてください。

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