バンタンゲームアカデミー×株式会社G2stellar産学協同プロジェクト! VTuberデザインコンペティション上位3名を発表!
こんにちは。
バンタンゲームアカデミーです(^0^)
ゲームアカデミーでは、在学中からプロとして通用するスキルを身につけるため、「産学協同プログラム」を実施しています。
今回は、6月からスタートした株式会社G2stellar様との産学協同プロジェクトの授賞式をレポートします。
【VTuberデザインコンペティションとは】
株式会社G2stellarはEMAG(イーマグ)を運営しています。
EMAGはリアルタイムで一緒に遊べるユーザーを探すことができるマッチングサービス。
ユーザー数を増やすために必要な「拡散性」とユーザーの「定着性」を設けるため、公式VTuberキャラクターをデザインするプロジェクトです。
株式会社G2stellar代表・山本様「たくさんの素晴らしい作品をご応募いただきまして、ありがとうございます。
募集したキャラクターは、VTuberとしてゲーム配信するだけでなく、ゲーミング大会にも出場させたいと考えています。
また、マウスやキーボードなどゲーミングデバイス企業とのコラボレーションを想定し、外見からSFやサバイバーの雰囲気を感じられることが理想です。
幅広く商業展開ができるといいですね」
他にも、視聴者参加型イベントを実施したときにゲーマーを集客できるよう、外見からオンラインゲームをしているという個性を感じられること。
既存の2次元キャラと差別化ができていること。
フィギュア等のグッズ商品販売ができるよう、アダルトな要素は少なくするといった要望が、あらかじめ伝えられていました!
いよいよ、結果発表です。
応募総数31作品のうち、晴れて3位に輝いたのは……Fさん!!
「愛を込めて作ったので、選んでいただけて嬉しいです」と顔をほころばせる福永さん。
株式会社G2stellar様審査チームからは「中間審査ではイーマグらしさが足りなかったが、ブラッシュアップされて良くなりました。オリジナル性が高いです」
「スピーカーをイメージしているのが伝わりました。色使いも可愛らしい」「シルエットが奇抜で印象に残ります」と好意的なフィードバックがよせられました!
2位はIさんの作品に決定!
審査員からは「VTuberとして使いやすそうだと感じました。e-sports感もあるので商業展開しやすい」
「レインボーに光るキーボードなど、流行りのデバイスを意識されているのが伝わりました」「実際に動いているところを見てみたいと感じました!」
「作風を変えて今っぽく仕上がっています。ぜひ、この描き方を武器にしてほしい」とエールが送られました。
<GRAND PRIX!>
そして、見事グランプリに輝いたのは……Mさんの作品「町山マチカ」さん!
「満場一致でした」「トータルバランスが取れていました」「とてもインパクトがありました。このコならこういうことができそうというイメージが湧きました」
「キャラクターへの愛情が感じられます」「トータルバランスが取れている。素直にいちばん可愛いと思った」と、プロたちも大絶賛!
受賞式を終えて、感極まっている3名にインタビューを行いました。
<3位・Fさん>
――― 作品のこだわりは?
「パッと見た時に印象に残るように髪をスピーカーの形にしました。また、赤、青、黄を使って虹のような配色に見せることにこだわっています。
ゲームデバイスとのコラボレーションが実現するようなデザインを強く意識しています」
――― プロジェクトに参加して良かったことは?
「クライアントさんがどんな目的でこのキャラクターを欲しがっているのかを真剣に考えられたことですね。
趣味で描くのとは異なって、仕様書に基づいてキャラクターをデザインできたので、仕事としてイラストと向き合うことができたと思います」
<2位・Iさん>
――― 作品のこだわりは?
「レインボーに光るゲーミングキーボード感を出して、ボーイッシュな子にしました。
当初はキャラクターをツインテールにしていたんですが、ゲーム実況の時に髪が邪魔になるなと感じて、髪型をボブに変更しました」
――― プロジェクトに参加して良かったことは?
「絵柄を変えたのが結果に繋がったと思います。今までは水彩でぼんやりした絵柄でしたが、ハッキリした顔立ちにしてアニメ塗りにしました。
好きな絵師さんの塗り方を真似して描いたので、技術的にも成長できたと思います」
<1位・Mさん>
――― 作品のこだわりは?
「『ゲーミングお嬢様』が好きで。キャラクターに『クソわよッッ!』と言わせたくて描きました(笑)また、煽り、煽られることが楽しめるようなキャラを目指しました」
――― プロジェクトに参加して学びになったことは?
「企業様、ユーザー様ありきの作品なので、自分の好きなように描くということとは違うと感じました。
普段はコントローラーをモチーフにすることはありませんが、新しい題材にチャレンジできたので楽しかったです」
山本様も「どの作品も大変レベルが高く、選考過程でも迷いました。
選ばれた3作品は「オリジナル要素」 「画力の高さ」 「EMAGとの親和性の高さ」がありました。
グランプリに輝いたキャラクターについては、今後Live2Dなどでモデリングを行い、キャラクターを演じる人のオーディションを進める予定です。
ニコニコ動画のゲームチャンネルでも順次お披露目していきます」と展望を語ってくださいました!
在学中から、クライアントの要望を理解して制作に励むことで、プロとして通用するスキルが身に付きます。
今回のプロジェクトで得られたことを、ぜひ今後のクリエイションに活かしていってくださいね!