21.05.18 22.04.14 更新

【大阪校】~esportsオリエンテーション~卒業時には「あなたが欲しい!」と言われるために

大阪校
ゲーム学部
eスポーツ学部

こんにちは!

バンタンゲームアカデミー大阪校です。

今日は、esports専攻で行われたオリエンテーションの様子をお届けします。この学科は、2020年に新規開講したばかりのホットなクラスです。

 

自身もゲーマーというesports専攻の更井先生から、スタッフ紹介やスクールライフについてのルール、校舎利用ルール、緊急避難経路についての説明がありました。

これらは、スクールライフを送っていくうえで大切な部分です。今後、社会に出るうえで必要な「報・連・相(ホウレンソウ)」の基本や

今のうちに仕事用のメールアドレスを作っておくことの大切さ、ビジネスマナーなどについて、お話がありました。

また、esportsの授業は、どのようにカリキュラムが組まれているかについても、説明していただきました。

 

「このスキルが身についてるあなたが欲しい」と思われるために

 

「カリキュラムは、なんとなく作られているわけではありません。1年後や2年後に、皆さんが身につけていれば“ぜひあなたが欲しい!”と

業界人に思っていただけるスキルについて、プロや関係者のお話を参考にカリキュラムが作られています。」

 

そう語るのは、園田先生。

今日は、その中で大きく分けて、3つのスキルについて教えていただきました。

  • ゲームの理解
  • 運営
  • ビジネス/マナー

 

 

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「ゲームの理解」とはマーケットを理解することとゲームエンジンを理解すること

 

まず、市場の流行を理解することと、ゲームエンジンに対する理解を深めるという、2つの意味での「ゲームの理解」が大切です。

この点は、Fortnite(フォートナイト)やR6S(レインボーシックス シージ)を例に説明がありました。

※『フォートナイト』 は、2017年に公開されたオンラインゲームで、Epic Gamesが販売・配信しています。

※『レインボーシックス シージ』 は、トム・クランシー原作の『レインボーシックス』を題材としたゲームソフトで、フランスのユービーアイソフトより発売されています。略称は『R6S』。

 

ゲーム業界において、さまざまなタイトルの流行があります。今、グローバルに流行っているものがFortnite(フォートナイト)で、世界から4,000万人が参加する大会が開催されることもあります。

タイトルが市場の中で、どのように盛り上がっていのか、理解を深める必要があります。

 

一方で、ゲームエンジンには、それほど流行がありません。基本的に流動しないからでしょう。2020年5月に発表された

UE5(アンリアルエンジン5)のような、ゲームエンジンを理解していくことも業界で求められるスキルの1つになります。

 

「特に、ゲームの理解において、わざわざ練習のために授業に来るのではなく

どういう風にプロがやりとりをしているのかを学ぶようになってほしい。ぜひ、コミュニケーション・スキルを高めてほしいのです。」

そう語るのは、園田先生。

 

「esportsは結局、ストリーマー(映像配信者)。コミュニケーションが取れないと、ストリーマーとしてやっていくことは難しいでしょう。

だからこそ、メンバーやコーチ、プロとのコミュニケーションを通して、自分自身のスキルを伸ばしてほしいのです。」

と、園田先生は続けます。

 

 

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「運営」スキルとは配信スキルのこと

 

2つ目の「運営」とは、配信スキルのことです。まずは、自分が触っているPCでできる配信ってなんだろう?その時に気をつけるべきことはなんだろう?必要な機材は?

このような点を把握しておくことで、プロとしての武器が増えます。そのための初歩を、きちんと押さえられるようカリキュラムに組み込まれているというわけです。

 

タレントとしてのあなたのマナーや立ち振る舞いが大切

 

3つ目の「ビジネス/マナー」は、タレントとしてのあなた、ということです。

esportsのメンバーになることは、人前に出るということです。マナーや立ち振る舞い1つで、スポンサーを怒らせることもあれば、喜ばせることもできます。

 

「メディアリテラシーを高める必要があります。SNSは上手に使えば素晴らしいツールですが、使い方を間違えると炎上しかねません。

SNSに書き込むということは、あなた自身を外部に露出するということ。タレントとしてのあなたは、しっかり感情をコントロールできていますか?

アンガーマネージメント、体調管理、全てが大切なことです。そのためには、フィジカルもメンタルも鍛える必要があります。」

園田先生は、そう語ります。

 

「こう考えると、ゲームの理解、運営、ビジネス/マナー、3つのうち1つだけを高めるのではなく、3つ全てを網羅する必要がありますね。」

 

オリエンテーションを受けたばかりの新入生ができることとして、人前に出るタレント(または社会人)としての、意識を今から高めていくということ。

そのためにも、出席や遅刻をなるべくしないという点についても、お話がありました。

 

esports専攻では、セルフブランディングの方法を学ぶことができ、プロとしてデビューするための仕掛け作りが、たくさん行われていました。

また、自分自身の意識と努力を高めていくことが大切だという点も理解できました。これから1年先、2年先が楽しみです!

 

 

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更井先生、園田先生、今日は、有意義なオリエンテーションをありがとうございました!

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