22.04.15 22.04.26 更新

【東京校】新高3向けスプリングセミナーを開催!国内最大級のゲームメディア「GameWith」より栗本廉さんをお招きして

東京校
ゲーム学部
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東京校】新高3向けスプリングセミナーを開催!国内最大級のゲームメディア「GameWith」より栗本廉さんをお招きして

国内最大級ゲームメディア「GameWith」より栗本廉さんをお招きし、スプリングセミナーを開催しました!

 

進行はゲーム・アニメ ライター専攻の講師であり、アニメ・ゲーム系放送作家として活躍する斎藤ゆうすけ講師。今回のセミナーは、ゲーム・アニメ業界についての理解を深め、ゲームアカデミーの校風や雰囲気を知ってもらうことを目的としています。

 

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<栗本さんプロフィール>

大学卒業後、大手広告代理店、外資系経営コンサルティングファームを経て2021年よりレビューコンテンツ部 部長に。「今の仕事が、ダントツでいちばん楽しいです」と語ります。

<「GameWith」の企業理念は>

「企業理念は『ゲームをより楽しめる世界を創る』ことです。ゲームに熱中し、ゲームで繋がり、ゲームを仕事にして誇れる。そんな世界を作り出していくことを理念としています」

(GameWith公式サイト)https://gamewith.jp/

 

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<事業について>

GameWithでは、ゲームを有利に進めるための「ゲーム攻略」、始めるキッカケとなる「ゲーム紹介」、ゲームタレントやeスポーツ選手によるゲーム実況の「動画配信」事業を展開。また、「GameWith」は国内Webサイトにおいて、訪問数35位、ゲームメディアとしては国内1位という実績を誇ります!各事業についても理解を深めていきましょう。

<1. ゲーム攻略事業>

栗本さん「ゲームタイトルごとに、SEO優位性を重視した攻略メディアを運営しています。また、ユーザーの中でも上位のランカーを採用して、組織的に記事作成を行っています」

<2. ゲーム紹介事業>

国内最大級のデータベースを構築。社員が実際にゲームをプレイし、質の高いゲーム紹介記事・動画を掲載しています。

<3. 動画配信事業>

ゲーム特化YouTuberプロダクション「GameWith Creators」を運営しています。クリエイターの力を最大化するため、ゲーム会社との連携、チャンネル成長、撮影・編集補助などをトータルでサポート。所属クリエイターは、Nephrite選手など豪華な顔ぶれが揃います。またe-sports事業では、計16名 の選手が所属しています。

※2022年4月現在では17名

栗本さん「e-sports事業は伸びています。5年前は世間的に『?』という雰囲気でしたが、今では過半数の人たちが一つのスポーツとして認識していて、ファンも増えてきています」

 

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<Web3.0を見据えた新規事業>

栗本さん「従来のようにメディアが一方的に情報を出しても、信頼に足るものなのか分からない時代になりつつある、と感じています。ユーザー自身でコンテンツを作り、共有し、生まれた利益を分け合うという新しいビジネスモデルへの移行を検討中です。2022年3月には『Discord』コミュニティを開設しました。3日で3000人を突破し、現在も拡大しています。ユーザー同士の双方向でのコミュニケーションは、今後ますます重要になると思います」

※GameWith Discordチャンネル

https://gamewith.jp/gamedb/article/show/321666?from=ios

 

斎藤講師「単純に、企業対ユーザーという構図ではなくなるのかもしれませんね。では、今後、ゲームライターという職業はどのような立ち位置になると思いますか?」

栗本さん「単に記事を書いて納品するだけでなく、SEOのテクニックや、数字分析など幅広いスキルが求められます。また小手先の技術だけではなく、本当にゲームが好きという気持ちがないと見抜かれてしまうと思います」

斎藤講師「好きという気持ちは重要ですよね。僕は、プログラミングはできませんが、記事を書くことで作品を応援したいと思っています。ゲーム業界が盛り上がり、僕たちが遊びたくなるゲームが生まれていく好循環に、少しでも貢献できるといいと思っています」

<ゲーム業界を志す、受講生へアドバイス>

――― ゲームライターになりたい人が準備しておいたほうがいいことは?

栗本さん「幅広くゲームをチェックしておくことは大切です。さらにやっておくといいことは何が面白いのか、自分の言葉で表現すること。粗くていいので、魅力を自分の言葉で伝えられると良いと思います」

――― 編集者になりたい人が、やっておいたほうがいいことはありますか?

GameWith編集者松村さん「編集者は記事のクオリティーを管理する仕事なので、記事をたくさん読んで、自分のコンテンツに活かすこと。もうひとつ大切なのは、ゲームへの愛があること。『ガチャが渋いから、クソゲー』のような乱暴な理論はダメです。しっかりとプレイしてタイトルの長所を見つけられるといいと思います」

<在校生代表がインタビュー!>

後半では、インタビュー役をゲームアカデミー在校生が務めます。

 

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ゲーム・アニメライター専攻 本田さん「若い人材であることのメリットはありますか?」

栗本さん「ゲーム業界は、年齢や経験は関係ありません。Game Withでも、大学生で執筆しているライターさんもいます。若い人は最新ゲームに知見がありますし、コミュニティサイトに入っていることが多いです。なので、ハンデよりも有利な点が多いですよ」

キャラクターデザイン総合 横山さん「ゲームアカデミーでは、他学部のメンバーと共同でゲームを作る『チーム制作』の機会が多くあります。コミュニケーションを取るのが難しいと感じるのですが、コミュニケーションを円滑に進めるコツはありますか」

 

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GameWith丸岩さん「相手が何を知りたいのかは、常に意識するようにしています。そこに回答すれば、伝わるのかなと思います」

ゲーム・アニメライター専攻 本田さん「今までで、いちばん驚いたお仕事は?」

GameWith編集者松村さん「ある新作を紹介するお仕事で、先方から『60時間やりこんでください』と指定がきたときですね。一般的には、5時間くらいプレイすれば記事作成に必要な概要は大体分かるんですが……。大変でしたが、非常に楽しく仕事をさせていただきました」

ここで「ゲーム業界に入ること決めたのは、いつですか?」と、栗本様からも、在校生に逆質問が。

ゲーム・アニメライター専攻 本田さん「高3の夏です。ゲームセンターで、格闘ゲームにハマったのがキッカケです。大学も合格しましたが、『ゲームを仕事にする以上の幸せってあるのかな?』と感じたので、プロフェッショナル講師に学べるゲームアカデミーに進学。ゲームと心中するような気持ちでした」

講演の最後には、「GameWithでは、業務時間外でも、ゲーム時間に応じたインセンティブが支給される」という驚きの情報も飛び出しました!

斎藤講師「一般的には、100時間かけて書いた記事も、1時間だけプレイして書いた記事も原稿料は同じです。GameWithさんのこうしたお取り組みで、ゲーム時間に応じた報酬を支払うのがフェアという風潮になったと思います。

ところで、GameWithさんではゲームアカデミーの卒業生がたくさんお世話になっていますよね。ぶっちゃけ……ウチの学生は、どうでしょうか?」

GameWith丸岩さん「正直……めちゃくちゃいいです!ゲームアカデミーの卒業生さんは、営業力とコミュニケーション力が高いです。ゲームの最新情報が豊富なのは大前提として、自分を知ってもらいアピールするのが長けている人が多いです」と、評価しました。

<受講生からの質問タイム>受講生からも質問がありました。

 

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――― ゲーム紹介の記事について。文字数は厳しく決められていますか?

栗本さん「モノによります。基本的には、ユーザーに過度な時間を使わせないよう、必要以上に長くしないようにしています」と編集のポリシーについても教えてくださいました。

最後に……GameWith松村さん 「仕事は楽しく、天国のようです。学校でいうと、気の合う友だちが、そのまま会社で働いているようなイメージです」

栗本さんも「ゲーム業界では、年齢が若いことに不利なことはありません。ぜひ、好奇心を失わずに頑張ってください」とメッセージを送りました。

業界への理解も深まり、今後の進路を考える参考になったのではないでしょうか。

 

GameWith公式サイト

ユーザー向け:https://gamewith.jp

企業向け:https://gamewith.co.jp

 

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